博士じゃ。
今週は、そろそろサンマの季節ということで、
「焼き魚のコツ」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
簡単なようで、意外と難しい焼き魚。
せっかく釣れた魚なので、
美味しく焼き上げたいところじゃが、
思ったように焼けず、
残念な仕上がりになってしまった経験は
誰もが一度はあるはずじゃ。
焼きすぎて焦げてしまったり、
逆に中まで火が通らずに、生焼けだったり。
裏返すときに皮がはがれてしまったり、
身がボロボロになってしまうことも
よくあるのぉ。
そこで、今日は、
魚を上手に美味しく焼くための
ちょっとしたコツを紹介するのじゃ。
特に大切なのは、下ごしらえじゃ。
まず、魚は焼く30分ほど前に冷蔵庫から取り出して、
流水でさっと洗ったら、しっかり水分をふき取って
両面に「ふり塩」をして、臭みをとるんじゃ。
塩は、ちょっとかけすぎかな?と思うくらいがベストじゃぞ。
ふり塩をしたら、冷蔵庫には戻さず、
30分ほど常温に置いておくと、美味しく焼けるんじゃ。
臭みの少ない白身魚の場合は、
ふり塩は焼く10分前で大丈夫じゃ。
そして、もうひと手間かけると
さらにおいしさがアップするんじゃ。
それは、料理酒スプレーじゃ。
魚を焼く直前に、霧吹きで料理酒をスプレーすると、
魚の生臭さを取り除き、
さらに、魚を柔らかく仕上げる効果もある。
焼くときのポイントは、二つじゃ。
1つは、グリルの網にあらかじめ、お酢を塗っておくこと。
これで、網に皮がくっつきにくくなる。
もう1つは、
グリルをあらかじめ強火で5分ほど予熱しておくことじゃ。
魚の外側を素早く焼くことができるので、
皮がパリッと仕上がるうえに、
旨みを閉じ込めるて、おいしく焼き上がるんじゃ。
どれもそんな難しいことではないので、
魚を焼くときには心がけてみるのじゃ!