The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『潮溜まりのウンチク』

博士じゃ。

今週は「潮溜まり」のウンチクじゃ。
心して聞くように。

夏といえば、海。
とくに子どもたちは、
海で遊びたいんじゃないかのぉ。


とはいっても、
この夏は、海水浴場が開いていなかったり、

海釣り公園は、
入場制限でなかなか入れなかったりと、

海で遊ぶのも難しいのが現実じゃ。

そんな時におすすめなのが「潮溜まり」じゃ。

潮溜まりは、
干潮のときに磯場の岩礁の隙間にできる水たまりのことじゃ。


子どもたちが小さな網と虫かごを持って、
潮溜まりで、
小魚やカニを追いかけている姿は夏の風物詩じゃのぉ。


そんな潮溜まりじゃが、
釣りを楽しむこともできるんじゃ。


釣れるのはクモハゼ、アゴハゼといった
5センチほどの小さなハゼの仲間が中心じゃが、
10センチを超えるハゼの仲間、
ドロメが釣れることもあるんじゃ。


釣り方は簡単。

釣り竿や仕掛けはタナゴ用でOK。
竿は短めの方が使いやすいぞ。

エサは、小さく切ったジャリメがいいのぉ。

臆病な魚なので、
気付かれないようにそぉーと近づいて釣るのがポイントじゃ。


釣れた魚を観察すれば、
自由研究にもうってつけじゃ。


他にも、岩陰にはショウジンガニやマダコなど
大物が隠れていることもあって、
潮溜まりと言ってもなかなか侮れないぞ。

潮溜まり釣り、チャレンジしてみるのじゃ。

そうそう、しっかり干潮の時間を
チェックしてから出かけないと

行ってみたはいいけど、
潮溜まりがなかった
なんてこともあるので注意するのじゃ!
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