
博士じゃ。
今週は、「めばる凪(なぎ)」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
「めばる凪(なぎ)」という言葉を知っておるかのぉ?
メバルは、
別名「春告魚」(はるつげうお)
とも呼ばれるように、
冬から春にかけてよく釣れる魚じゃ。
特に、風が止んで波が静かになる「凪」の日によく釣れるので、
昔から釣り人は、メバルが釣れそうな春の凪の日を
「めばる凪」なんて呼んだりするんじゃ。
メバルは、警戒心が強くて臆病な魚だと言われておって、
風が吹いて波が立ち、海が騒ぐときは、
海藻や岩陰に身を潜めてじっとしていることが多いんじゃ。
だから凪の日を狙った方がいいんじゃな。
また、防波堤なんかでメバルを狙うときにも、
速い潮がまともに当たるような場所は避けて、
潮当たりの弱いところを狙うのがおすすめじゃ。
横浜周辺では、夜、ボートからルアーでメバルを釣る
「ボートメバル」が人気じゃ。
時に30センチを超える尺メバルも釣れるので、
なかなかエキサイティングじゃぞ!
しかも、釣れたメバルは煮つけにすると絶品じゃ。
尺メバルを狙ってチャレンジしてみるのじゃ!