The Burn - Fm yokohama 84.7

キャンプ雑学を楽しく学ぼう!牛田浩一さんと槻真悟さん

おはようございます!ADモーリーです。

昨日のザバーンでは、
「キャンプ雑学を楽しく学ぼう!」ということで、
アウトドア専門のPRやコーディネートを行う
株式会社B.O.W.代表の牛田浩一さんと
アウトドア雑誌「fam(ファム)」編集長の
槻真悟さんをお迎えしました!


Q.牛田さんには昨年のBLUE CAMPで
インタビューをさせてもらいましたが、
アウトドア歴はかなり長いんですよね?

牛田『そうですね。ちょっとマニアックなんですけど、
   父親が化石掘りが趣味でして、
   秩父の方の沢に行って
   ハンマーで石ころを叩き割ったりしてたんですよ。

   なので、アウトドアの用具とか洋服がいっぱいあったので、
   僕自身幼少の頃から興味をそそられてたんですね。
   それで、日本全国にキャンパークラブっていうのがあるので、
   その中のひとつに家族で入って、
   毎週末キャンプに行くようなことをしてましたね。』


Q.その頃にキャンプの世界大会に出たんですよね?
『日本オートキャンプ協会も入っている
 FICCっていう団体があるんですけど、

 世界のいろんな人たちが集まって
 キャンプをする大会があるんですよ。

 たぶん小学校の3年生か4年生の頃だったと思うんですけど、
 日本で開催されて、日本人のエリアの目の前が
 フランスのエリアだったので、

 フランス語の挨拶だけ覚えさせられましたね笑
 その頃からアウトドアをやってるので、
 もう40年近くの歴になりますかね。』


Q.以前、ザバーンのアウトドアデイジャパン特集の時には
ベルモントのPRでスタジオに来ていただきましたが、
最近はどんなお仕事をされているんですか?
『僕自身がいろいろなアウトドアメーカーさんのPRとか
 マーケティングをさせていただいているんですけど、
 最近だと1/22()にオープンした、
 テントメーカのogawa専門の直営店
GRAND lodge 横浜”のPRをやっています。
 店舗では実際にテントが張ってあったり、
 子供向けのクライミングウォールがあったりします。


Q.
こちらの本のベースになったのは、

アウトドア雑誌「fam」の人気連載企画なんですよね?
どういった経緯で連載は始まったんですか?
槻『「fam」っていう雑誌は、父親になって改めて
  子供と一緒に外遊びに向き合う、
  っていうのがテーマにありまして、
  「子供は家族だけど親友だ」みたいな
  キャッチフレーズもあるんですけど、
  父親のための入門書として僕が立ち上げた雑誌なんですね。
  雑誌の1号目、2号目はファッション寄りのパパ誌だったんですけど、
  3号目で舵を切ってハウツー要素をより強くしようと思った時に、
  「fam
」のアウトドアディレクターに牛田さんを紹介してもらって、
  連載が始まったという経緯です。』


Q.その連載が
「達人が教えるキャンプの基礎知識100」っていうものなんですよね?
『そうですね。一番最初はキャンプの基礎知識で
 横断的に全ジャンルを網羅してやっていたんですけど、
 次に料理の基礎知識だったり、マナーの基礎知識だったり、
 号ごとに毎回100個、牛田さんに書いてもらっているんですよ。
 毎号といっても「fam」は月刊誌ではなくて、
 年に2回くらいペースで出ているんですね。
 なのでその度にお願いしている感じですね。』


Q.年に200個も基礎知識書けるんですか!?
いや、大変なんですよ。
 僕の中でもこれは単発の企画だったんですけど、
 一回目がめちゃくちゃ好評で、
 読者人気ナンバーワンだったので、
 もう毎回お願いしています。笑』

『基礎知識は100個くらい普通に出てくるんですけど、
 カテゴリーを決められちゃうとものすごい大変で、
 料理の時も「レシピはいいんだよね?」って聞いたら、
 「レシピはダメ」って言うんですよ。だからもう大変ですよね笑』

Q.この本の内容は
牛田さんの経験に基づいたものになってるんですね。
僕自身が本で学んだことであったりだとか、
 先輩に教えてもらったことだったりだとか、
 この業界に長くいるといろんな著名人の方々と
 フィールドで過ごす機会もあって、

 そういう場所だと必ず何か情報が得られるんですね。
 だから、僕だけの知識じゃないですよね。
 皆さんの教えてもらった知恵が入っている感じです。


Q.本の中からいくつか知識を教えていただけますか?
『僕はワインのオープナーを忘れちゃった時に、
 コルクを開ける方法がいいですかね。
 靴の中にワインのボトムを入れて、
 木とか壁に叩きつけるんですね。

 そうすると徐々にコルクが出てくるんですよ。
 木の硬さと靴のソールの厚さがマッチしていれば、
 10回も叩かないうちにコルクが抜けます。


Q.編集長は何かオススメありますか?
『この本って、メインのテーマにプラスして
 チョイ足し知識っていうのがあるんですけど、
 メインではペットボトルの水を凍らせておくと
 保冷剤として活躍するって書いてあって、
 チョイ足し知識では
 日本酒も凍らせて保冷剤にしよう書いているんですね。

 日本酒はマイナス7℃から10℃ぐらいで凍り出すので、
 氷点下保冷剤として使えるっていう知識ですね。
 ちょこちょこお酒にまつわる知識が出てくるのも
 牛田さんらしくて僕は好きなんですよね。』

Q.焚き火をやる時に石を焼いておくと
湯沸しの時短になるっていう知識も書かれていますね。
『湯を沸かす時に
 その焼いた石を鍋に入れるとあっという間ですね。

 本当に早いです。前に焼いた石をテントの中に持ち込んで、
 水をかけてサウナをやったことがありますよ。』

Q.ウェアに付いた焚き火臭は重曹を溶かした水を
スプレーでかけると脱臭出来る、とも書かれています。
『やっぱり重曹って吸着する成分があるので、
 気にならない程度までは脱臭できます。』


Q.牛田さんは本の中でテントメーカーNO.1は
ヒルバーグって書かれていますね。
『ヒルバーグの使っているケルロンっていう素材がすごくて、
 普通テントの生地って、
 ポリステロールにウレタンのコーティングをするんですね。
 これが剥がれてくるので、
 テントの寿命は短いっていう部分があるんですけど、

 ヒルバーグのテントはそれがないんですよね。
 シリコンを含浸する技術で
 生地を作っていてコーティングがないので、

 紫外線の劣化はありますけど、
 ずっと使っていけるんですよ。』


たくさんの知識がつまった「キャンプ雑学大全2020 実用版」。
みなさんゲットして読んでみてください!

そして明日1/27()この本の刊行記念イベントが行われます!
730分から、場所は東京・代官山蔦屋書店。
牛田さんのトークショーや
ロープワークのワークショップが開かれます。
そしてワークショップで使う
ペグやガーランドは持ち帰ることが出来るんです!

イベント参加券1,100円(税込)
本とセットだとお得の1,650円(税込)

申し込みはイベント当日の
明日1/27()まで可能だそうですので、
ホームページから内容をチェックしてみてください!

牛田さん、槻編集長ありがとうございました!
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