博士じゃ。
今週は、魚に合うスパイスのうんちくじゃ。
釣った魚はシンプルに刺身や塩焼きで食べるのもいいんじゃが、
スパイスを使うことで、
魚の生臭さを消したり、
たんぱくな味わいの魚にインパクト与えたり、
魚の旨みをしっかりと引き出したり、
魚料理をおいしく仕上げることができるんじゃ。
魚にスパイスを使うときのコツじゃが、
魚が白身か赤身かでスパイスを使い分けることじゃ。
タイやヒラメなど、たんぱくな味わいの白身の魚には
優しくさわやかな芳香のスパイスを。
マグロやアジなど、生臭さが強い赤身の魚や青魚には
匂いを消すのに役立つスパイスを合わせるのが基本じゃ。
白身魚によく使われるのは、
優しい香りのフェンネルやタイム、バジル。
赤身魚に使われるのは、
日本でもよく使われるジンジャーやガーリック、ローリエじゃな。
また、同じペッパーでも、
赤身魚には、刺激の強いブラックペッパー、
白身魚には、マイルドなホワイトぺッパーと使い分ければ、
もう立派なスパイス上級者じゃ。
焼き魚にするときに、塩だけじゃなくスパイスを加えたり、
パン粉にスパイスを混ぜて香草パン粉焼きにしたり、
お刺身にオリーブオイル、塩、スパイスをかけてカルパッチョにしたり。
魚料理のちょっとしたアレンジにスパイスはピッタリじゃ。
ぜひチャレンジしてみるのじゃ!