博士じゃ。
今週は、「マコガレイ」のウンチクじゃ。
マコガレイは、九州から北海道南部までの泥の多い砂地に広く生息し、
ゴカイやエビを食べ、大きなものは50センチを超すんじゃ。
産卵は11月から2月で、この時期は浅場に来るので、
堤防など、岸からの投げ釣りで釣れるチャンスじゃ。
11月から獲れる冬のカレイは、
霜月鰈(シモツキカレイ)と呼ばれて、
とてもうまいんじゃぞ!
釣り方は、アオイソメをエサにした投げ釣りが定番で、
アオイソメを房掛けにすると、アピール効果が高く、
カレイの食いが良いと言われておる。
カレイの釣り方に関しては、こんなことわざがある。
「カレイの合わせは聴き合あわせ」
「カレイは無精者の釣り」と言われるくらいで、
早合わせでは釣れないんじゃが、
かといって投げっぱなしで放っておいたのでは、
エサが動かずカレイへのアピールが弱い。
それに、もしかかってもハリを飲み込まれてしまい、手返しが悪い。
そこで、時々糸にテンションをかけたり、少し巻いたりして、
カレイの食欲を誘いつつ、アタリを確かめる、
つまり「聴き合わせ」することが肝心なんじゃ。
神奈川県内のメジャーポイントでも
すでにカレイの釣果が出ておる。
ぜひ聴き合わせでチャレンジしてみるのじゃ!