博士じゃ。
今週は「スケトウダラ」のウンチクじゃ。
スケトウダラは、スケソウダラとも呼ばれていて、
名前でピンと来なくても
日本人なら誰もが食べたことがある魚じゃ。
その身は、カマボコやハンペン、チクワ、カニカマなどに使われ、
卵巣は、タラコや明太子になる。
最近リニューアルしたマクドナルドのフィレオフィッシュも
アラスカのベーリング海で獲れたスケドウダラが使われておる。
そんなスケトウダラは
北太平洋と日本海、ベーリング海、オホーツク海に広く分布していて
2~5℃の冷たい水温を好むので、
水深200メートル付近に棲息していることが多い。
日本では、太平洋側は宮城県より北、
日本海側では、山口県より北の沿岸と沖合に棲息しておる。
北海道や東北ではスケトウダラを船からの釣りで狙うことができて、
専用タックルも市販されているんじゃ。
釣り方は、
オモリ150~200号に対応した深場用のサオと大型電動リールを使い、
ドウヅキ仕掛けで狙うんじゃ。
エサは、サバやイカの切り身じゃ。
体長は70センチにもなるので引き味はなかなか。
深海を狙うので、思わぬ大物がかかることもあって、
気が抜けないのじゃ。
スケトウダラを狙うならおすすめの時期は、12月~2月。
海はとても寒いが、この時期は卵を持っているので、
自家製のタラコを作ることができるのじゃ!
スケトウダラ釣り、いつかやってみたいものじゃのぉ。