
博士じゃ。
今週は「トウゴロウイワシ」のウンチクじゃ。
トウゴロウイワシは、
見た目も大きさもイワシと似ていて、
名前にまでイワシと付くんじゃが、
実はイワシの仲間ではなく
どちらかといえばボラに近い種類の魚じゃ。
トウゴロウイワシと瓜二つな魚で
ギンイソイワシという魚もいるんじゃ。
この2種類の魚を見分けるポイントは「肛門」じゃ。
肛門の位置をチェックして、
肛門が腹ビレよりも後ろにあるのがギンイソイワシで
肛門が腹ビレの長さの中間にあるのがトウゴロウイワシなんじゃ。
トウゴロウイワシは、
主に夏から秋にかけて防波堤などで釣ることができて、
釣り方はサビキ釣りじゃ。
トウゴロウイワシは食べてもおいしい魚じゃが、
イワシに比べてウロコと骨がしっかりしていてるので、
食べ方には工夫が必要じゃ。
ウロコも内臓もそのままから揚げにしてしまうのが
一番楽な食べ方じゃな。
また、トウゴロウイワシは
シーバスのベイトフィッシュでもあるんじゃが、
トウゴロウイワシパターンは、
ルアーセレクションが難しく、
なかなか攻略しにくいパターンといわれておる。
シーバスアングラーもぜひ覚えておきたい魚じゃな。