The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『ヒラメのウンチク』

博士じゃ。

今週は、「ヒラメ」のウンチクじゃ。

千葉県・外房の大原沖のヒラメ釣りが
10月から解禁になったのぉ。

解禁直後は、竿頭で10匹ほどと好調なスタートのようじゃ。

そして、11月には
ヒラメの代表的なポイント、茨城県の鹿島沖が部分解禁になり、
12月には、鹿島沖が全面解禁になるんじゃ。

解禁直後の週末は、
場荒れしていない釣り場で、釣果も期待できるので
毎年多くのヒラメファンが多く集まっておる。

ヒラメの釣り方は、エサ釣りとルアーがあるんじゃが、
船の釣りではエサ釣りがメジャーじゃ。

ヒラメは、死んだ小魚をエサに使ってもなかなか釣れないので、
活きたマイワシやカタクチイワシをエサに使って、泳がせて釣るんじゃ。

エサのイワシをいかに元気なまま
ヒラメのいる海底まで降ろすかが釣果を分けるポイント。

活きイワシをハリにかけるときは、
素手で捕まえようとせずに必ず網ですくって、
イワシが弱らないように、桶の水の中で、手早く針にかけるのじゃ。

もう一つのポイントは、アワセじゃ。
「ヒラメ40」と言われて、
ヒラメはアタリがあってから40秒待ってアワせるとよく言われる。

これは、ヒラメは、エサを一気に飲み込むことが少なく、
鋭い歯で獲物を捕まえて、十分弱らせてから飲み込みむからなんじゃ。

だから早合わせは厳禁で、
アタリがあってから十分食い込ませてからアワセないと
すっぽ抜けてしまって針掛かりせず、
歯形がついたイワシが上がってくるんじゃ。

難しいそうと思うかもしれんが、
最初にアタリがあってから、十分食い込ませて、合わせるまで
ドキドキ感が40秒も続くと思えば、
これがヒラメ釣り最大の魅力とも言えるんじゃ。

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