博士じゃ。

今週は、サヨリのウンチクじゃ。

サヨリは、漢字で「針に魚」や「細い魚」と書くように、
サンマのように細長い魚で、
下顎が尖って突き出ていて、朱色になっているのが特徴じゃ。

大きなものは４０センチ前後まで成長し、
２０センチ前後の小さなものは「エンピツ」、
大きなものは「カンヌキ」などと呼ばれておる。

サヨリは、海面を群れで泳ぎ、
動物プランクトンや小さなエビ、浮遊する海藻などを食べていて、
群れが接岸していれば、磯や堤防から釣ることができるんじゃ。

夏から秋にかけては、エンピツサイズが中心、
カンヌキサイズを狙うなら１１月から３月がおすすめじゃな。

釣り方は、ウキ釣りやフカセ釣りのほか、
ポイントが遠い場合は、専用の仕掛けを使ったカゴ釣りも有利じゃ。
エサはオキアミじゃ。

防波堤の角など、潮通しの良い場所が有利で、
臆病な魚なので、群れを散らさないよう、静かに釣ることが肝心じゃ。

また、回遊魚なので、
昨日まで爆釣してたのに、今日はもぬけの殻、なんてこともあるので、
最新情報をチェックすることが肝心じゃぞ。

白身の高級魚で、刺身や天ぷら、塩焼き、干物などにすると美味しい。

東扇島西公園でも釣れているので、これからいかがかの～。