The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『船酔い対策のウンチク』

博士じゃ。

今週は、船酔い対策のウンチクじゃ。

先週のウンチクで紹介したように、
乗り物酔いは、
耳と目から脳に送られる情報のズレにより混乱が生じることで、
自律神経がうまく機能しなくなり、引き起こされると言われておる。

それだけでなく、ガソリンや排気などの不快なにおい、
疲れや睡眠不足などの体調不良、
ストレス・不安なども、乗り物酔いの原因になると言われておる。

では、どんな対策をすればいいのか。

よく言われていることじゃが、
まずは、前日はお酒を控えて、たっぷり寝て
体調万全で臨むことじゃ。

ただ、日頃寝る時間が遅い人は、早い時間にはなかなか寝付けない。
2,3日前から早寝早起きにシフトしていくのがおすすめじゃ。

それから、船の乗る位置によっても、酔いやすさは変わるんじゃ。
一番酔いやすいのは、揺れが大きい船の前方じゃ。
船の後ろの方は、揺れは少ないんじゃが、
排気ガスの臭いで酔いやすくなる場合もあるので、
オススメは、船の真ん中、「胴の間」じゃ。

それからポイントまでの移動が長い場合、
船室に入ることもあるが、狭い空間に入ると酔いやすいので、
天候が悪くない場合は、
外にいて、できるだけ遠くを見ている方が酔いにくいんじゃ。

近くばかり見ているのはNG。
スマホを見たり、船の上で仕掛けをいじったりするのは
できるだけ避けた方がいいのじゃ。

食事に関しては、空腹だと酔いやすいので、
朝食を適度に食べておくことじゃ。
ただ、脂肪分の多い食事はNGじゃぞ。

それでも船酔いする場合は、
耳鼻咽喉科のお医者さんに相談して、
薬を処方してもらうのもいいかもしれん。

対策を万全にして、「今日は大丈夫」と思って船に乗れば、
精神的にも安心感が生まれて、酔いにくくなるんじゃ。

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