ADモーリーです。
昨日のGood To Goでは、
焚き火と"サヴォリ"の達人、
アウトドアライフアドバイザーの寒川一さんをお迎えしました。

横須賀にお住いの寒川さん。
先週発生した台風15号の影響で、
寒川さんの自宅の近所も壁が倒壊したり、
屋根瓦が飛んだりと大きな影響があったそうです。
Q.今回の台風で寒川さんのご自宅も停電が起きてしまったとのことですが。
『うちは2日間停電になりました。
僕の家族は普段、ハンモックで寝てるんですけど、割とそれが夜間の暑さには強かったですね。
停電しているので、夜は真っ暗なんですが、
太陽光でチャージできるライトをいくつか持っているので、
日中にチャージをして、夜間に活用していましたね。
僕はこれまで、停電時にはヘッドライトがあれば安心だということを言ってきたんですが、
停電時のいつまで続くか分からない不安な状況を体験して、
やはり非常用のライトは一個でも多くあったほうがいいと感じました。
あとは携帯の充電はギリギリでやるんではなく、少し余裕があったほうがいいかと。』
Q.停電時の携帯の充電は、やはりモバイルバッテリーで行うんですか?
『そうですね。ソーラー充電式のライトと携帯のバッテリーを兼ねたアイテムもあるので、
今回はそれを活用していました。こういうアイテムが非常時に役に立つということを、
家族など皆さんで改めて話し合った方がいいかもしれないですね。』
Q.そんな寒川さんですが、来月アウトドアツアーを開催されるんですよね?
『日本百名山のひとつで徳島県の剣山っていう1,995mの山があって、
その付近が日本三大秘境と言われている場所なんですが、
ここで「CRAFT & HIKE」というイベントをやります。
剣山の山頂付近でロッジで泊まりつつ、
クラフトのワークショップを行うツアーになってるんですが、
僕も講師の一人でファイヤークラフトを担当します。
ウッドクラフトはネイチャークラフト作家の長野修平さん。
ブッシュクラフトはモーラナイフジャパン公認インストラクターの越山哲老さんが講習を行います。』
Q.みんなで山に一緒に登って、山小屋に着いたらワークショップを行うイベントってことですね?
『はい。でもね、実はちょっとかなり楽な側面があって、集合が高松空港なんです。
そこにバスがピックアップしにきて、宿泊地まで連れていきます。
そこでワークショップを行なって、翌日は山頂近くまでリフトで登るんですね。
1,800m辺りまでリフトで登ったあとは、ここを地元のガイドの人たちに案内してもらって、
山歩きを3時間ほどするような感じです。今回小学生以上の子供が参加出来るんですが、
登山初心者や子供も安心して参加出来る内容になってます。』
Q.クラフトのワークショップは具体的にどんなことを行うんですか?
『僕はファイヤークラフトの担当なんですが、
森の中から火が起こるものをみんなで探してきて、火を起こしたりするんですが、
火吹き棒ってご存知ですか?焚き火とか炭火で火が弱くなった時に、
火を吹いて起こすアイテムで、僕の焚き火道具の中では一番重要なものなんですが、
これを現地の竹を使ってナイフで削って作ります。
先端に金属の吹き口を付けて完成させるんですが、こういったオリジナリティがあって、
生きる力に繋がっていくワークショップをそれぞれ行う予定です。
長野修平さんさんはおそらく、スプーンを作ったりすると思うんですが、
やっぱり地元の材を使って物を作るっていうのも大事なポイントなんですね。』
Q.ツアータイトルにUPI experienceとありますが。
『ツアー中にUPI OUTDOORが扱っているブランドが試せるんですよ。
もちろんモーラナイフも試せますし、
僕のワークショップでは火起こしした後にコーヒーを作るんですが、
レンメルコーヒーっていうコーヒーも飲んでいただけます。
あとは山登りをするときにWoolpowerっていう
スウェーデンのウールブランドのインナーを大人の方に限りなんですが、プレゼントします。
登山をしながら実際にウールの着心地を体験出来る特典になってます。』
UPI OUTDOOR experience CRAFT & HIKE in剣山

2019年10月4日(金) ・5日(土)・6日(日)
開催場所:徳島県剣山山頂近辺
イベント参加費: 大人:¥45,000 (税込) / 小学生:¥20,000 (税込)
詳しい内容と申し込みはオフィシャルサイトをご覧ください。