博士じゃ。
今週は、船酔いのウンチクじゃ。
一般的に乗り物酔いは、
耳と目から脳に送られる情報のズレにより混乱が生じることで、
自律神経がうまく機能しなくなり、
引き起こされると言われておる。
年齢とともに乗り物に乗る体験を重ねることで、
通常は脳が乗り物のスピードや揺れに慣れ、
乗り物酔いを起こさなくなっていくんじゃが、
乗り物に乗り慣れていない人は、
大人になっても乗り物酔いしやすくなるんじゃ。
また、不快に感じられる温度・湿度、
ガソリンや排気などの不快なにおい、
疲れや睡眠不足などの体調不良、
ストレス・不安などの精神的因子も
乗り物酔いに関与していると言われておる。
乗り物への不安が強い人や精神的なストレスを抱えている人は、
船酔いしやすくなるので、注意が必要じゃ。
船酔いの症状としては、
まず「めまい」や「生あくび」「生つば」などの初期症状が現れる。
次第に「頭痛」「顔面蒼白」「冷や汗」「吐き気」「胃の不快感」
といった諸症状をもよおし、
さらに症状が悪化すると、「嘔吐」を引き起こすんじゃ。
嘔吐を繰り返すと、脱水症状になる場合もあるので
夏場は特に注意が必要じゃ。
では、具体的にどう対策すればいいのか?
来週は、船酔い対策のウンチクを紹介するのじゃ!