博士じゃ。
今週は、釣り人にオススメの本を紹介するのじゃ。
その本とは、これじゃ。
『釣りエサのひみつ
魚を誘う、色・匂い・味・成分・硬さ・音に科学で迫る!』

著者は、釣り餌でお馴染みのマルキューで
長年、エサの研究・開発に携わってきた長岡寛(ながおか・ひろし)さんじゃ。
この本では、
生エサ、加工エサ、配合エサ、
さらにはルアーやフライまで、
あらゆる釣りのエサ、擬似餌を対象に、
さまざまな視点・角度から釣り人のヒントになる事柄を解説しているんじゃ。
さらに、エサそのものだけではなく、
魚の食を理解するうえで欠かせない
魚の視覚、聴覚、嗅覚などの感覚についても詳しく書かれておるのが
興味深いところじゃ。
例えば、魚はとても嗅覚が敏感で、
特に、ナマズやアナゴなど夜行性の魚は嗅覚が鋭いんじゃが、
そんな魚の嗅覚を最も刺激する物質は何かというと、
アミノ酸なんじゃ。
そして、アミノ酸にもいくつか種類があって、
魚によって好むもの、好まないものがあるそうなんじゃ。
なんだか奥が深いのぉ。
魚のことからエサのことまで、
エサ釣り師はもちろん、ルアーマン、フライマンまで、
釣りのジャンルは問わず、必読の一冊じゃぞ!
『釣りエサのひみつ
魚を誘う、色・匂い・味・成分・硬さ・音に科学で迫る!』
ぜひチェックしてみるのじゃ!