
博士じゃ。
今週は、「サバフグ」のウンチクじゃ。
フグ科サバフグ属の魚の中で、
日本近海で見られるのは、7種類。
その中でも、シロサバフグとクロサバフグは、
春から秋にかけて、沖釣りのゲストとしてよく釣れるので、
釣り人にもお馴染みじゃ。
サバフグは群れで行動しているので、
ジギングやタイラバで一度サバフグが釣れ出すと
サバフグばかり釣れてしまうこともしばしばじゃ。
しかも、歯が鋭くタイラバのネクタイなどを
噛み切られてしまうので、なかなかのやっかいものじゃ。
シロサバフグは無毒で、食べることもできるんじゃが、
クロサバフグは育った場所によって、毒がある場合がある。
さらに、よく似た仲間に、ドクサバフグもいて、
これは、名前の通り、猛毒を持っているんじゃ。
シロサバフグ、クロサバフグ、ドクサバフグの見分け方は難しく、
釣れてもリリースするのがオススメじゃな。