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「SMART BEACH PROJECT 2019」逗子市市長 桐ヶ谷覚さん

おはようございます!ADモーリーです。

昨日のGood To Goでは、
「SMART BEACH PROJECT 2019」をピックアップ!
スタジオには逗子市市長の桐ヶ谷覚さんをお迎えしました。



海でのアクティビティやスキーやテニス、陸上も好きだという桐ヶ谷市長。


Q.逗子市は6月28日に海開きをしたんですよね?

『そうですね。この日はなんとか天気に恵まれて、海開き出来たんですが、
 今年はその後も長い梅雨が続いていますね。
 去年の海開きは6月29日だったんですが、この日がなんと梅雨明けだったんですよ。
 それに対して今年はまだ梅雨明けしていなくて、
 ちょっと寒いので、まだ人も少なくて苦戦してますね。』



Q.これから暑くなって、多くの方に来て欲しいところですが、
逗子市の海水浴場はどういった雰囲気なんですか?


『例年通り、海の家も40軒出てますし、
 今年もウォーターパークっていう、海の上に浮かぶアスレチックもあります。
 今年は去年よりアスレチックを4種類くらい増やしてまして、お子さんたちは本当に喜んでますね。
 子供用のライフジャケットも140着貸し出ししてますので、
 安心してお子さんたちと遊んでいただけるような環境にしてます。』



Q.今年で5年目を迎えた「SMART BEACH PROJECT」ですが、
改めてどんなプロジェクトなのか教えていただけますか?

『鎌倉市と葉山町、そして逗子市の2市1町合同でやっている、
 とにかく安心して楽しめる海水浴場作りを目指そうというプロジェクトです。
 特に逗子は”日本一厳しい海水浴条例”というのを作りまして、
 「飲酒」や「刺青」、
「音」などに対して制約を付けました。
 以前の逗子の海水浴場はちょっと荒れていて、

 怖くて子供達が近寄りがたいというイメージがありましたので、それを払拭するよう努めています。』

 
Q.結構厳しい条例で当時話題になりましたよね。

『そうですね。海の家の方々とも議論も重ねて、
 なんとか妥協点を見つけて走り出したという感じですね。
 特に今一生懸命PRしているのは、お酒の飲み方ですね。
 海水浴場でお酒を禁止にすると楽しめなくなるという部分はありますが、
 スマートなお酒の飲み方、大人のお酒の飲み方、
 これを是非みなさんで保っていこうよ、というキャンペーンをやってますね。
 今は、砂浜でお酒を飲むのは禁止、海の家で飲むのは問題ないということにしています。
 そういったルールを守りながら、みんなで海を楽しんで欲しいなと思っています。』



Q.「音」にも制約を付けたとのことですが、どういったものなのでしょうか?

『音を全く出さないように、ということではないんです。
 一人が大きい音を出すと、隣が更に大きな音を出していって、エスカレートしていくんですね。
 逗子の場合特に、海と住居が近くにあるんですね。
 近隣に住んでいる人が苦痛にならない範囲の音を守っていこうよ、っていうものですね。』


Q.「刺青」にはどういうルールを設けているのですか?
『オシャレの一つとして刺青を入れている方がいるのも分かります。
 ただ、それを見てちょっと怖いと感じる方がいるのも事実なんですね。
 なので、刺青を入れている方には、多少隠していただいたり、
 周りの方に対しての配慮をしていただいたりっていうのをお願いしています。』



Q.一定のマナーを守って、みんなで海水浴を楽しみましょう、ということなんですね
 
『まさにそういうことです。
 あれもダメ、これもダメっていうと、「そんな海行ってらんないよ」ってなっちゃいます。
 でもやっぱり一定のルールを設けて守ることが常識やルール、思いやりっていうことだと思いますので、
 自分さえ楽しめればということではなくて、
 周りの人もみんながいい海だなって楽しんでいただけるようなルール、マナーなんですね。』

Q.砂浜でお酒を飲めないっていうのが嫌な方もいるかもしれませんが、
ルールを守って、海の家で飲むのも開放感ありますよね。

『そうですね。そういった異空間を楽しみ海に行くんだというのが大事ですね。
 でも海外で考えると、海でお酒を飲むっていうのは考えられないんですよ。
 これ日本だけなんですよ。お酒を飲んだ状態で海に入るっていうのは本来普通ではないんです。
 本来の安全で考えると、海でお酒を飲むっていうのはダメっていうことになりますけど、
 それでは楽しくないっていうのも分かりますしね。

 「ごみゼロナビゲーション」という活動もやっていて、ゴミも持ち帰り、
 もしくは海水浴場にあるゴミ箱に、きちんと分別して捨てていただくことにご協力いただいています。』



Q.最後にこの夏、海水浴を楽しむ方にメッセージをお願いします。
『自分の海だと思うと独りよがりになってしまいますが、
 みんなの海だと思うと、その気遣いがみんなをハッピーにするんだと思っています。
 逗子の海は大きな波もない、湾に囲まれた独特で楽しい海水浴場になってます。
 そして、遠浅ですし、安心して楽しめる海ですので、
 梅雨が明けたらどんどん来ていただきたいと願っております。よろしくお願いいたします。』



逗子海水浴場| 逗子市
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