おはようございます！ADモーリーです。

昨日のGood To Goでは、
7/26(金)から本日7/28(日)まで開催されている音楽フェス、
FUJI ROCK FESTIVAL 2019の現場にいるアウトドア集団
「キャンプよろず相談所」の渡辺信吾さんに電話をお繋ぎして
フェスキャンプ事情の最新レポートをお届けしました！


Q.昨日7/26(金)は雨も降ったようですね。

『日中は曇りだったんですが、夜11時くらいから雨が降り出して、
テントが雨漏りしたということで、相談に来る方もいらっしゃいました。
相談に来た人は外国の方が多かったですね。』


Q.外国からフジロックに来たお客さんはテントごと持って来てるんですか？

『テントレンタル付きのプランがあって、
それを利用されている方もいらっしゃいますが、自分で担いで持って来てる方もいらっしゃいます。
ヨーロッパの方は小型のテントを持って来てる方が多いんですが、
中国とかアジア系の方がレンタル付きのプランを多く選んでる印象です。』


Q.渡辺さんは会場設営、前夜祭、本番初日と2日目を過ごしましたが、
今年のフジロッカーの特徴と印象はいかがですか？

『去年のフジロックは台風の影響があったので、
それを経験された方や、去年の情報を見て来た方がしっかり準備しているな、という印象です。
今年はまだ去年に比べて風も強くないので、テントが飛ばされたり、潰されたりっていうのは少ないですね。』


Q.日本人と外国人の割合で言うと、外国の方の割合は増えている感じですか？

『そうですね、やっぱり増えているという情報です。
日本人8割、外国人がだいたい2割くらいっていう感じです。』


 Q.ここまでで、「キャンプよろず相談所」にはどんな相談がありましたか？

『ポールの修理の相談が今年は多いですね。
設営中にポールを折ってしまったっていう相談が、木曜日の前夜祭からカウントすると30件以上来ています。
次に多いのがカートの車輪についての相談です。
ナットが無くなってしまったり、軸ごと折れてしまったりっていう相談がありました。
軸が折れてしまったものは直しようがないんですが、ナットは用意しているので、それで修理対応しています。』


Q.他には何か変わった相談などありましたか？

『昨日の深夜に外国のお客さんで、
自分のテントが見つからなくて、どうしたらいいですか、っていうのがありました。
その方は自分でテントを建てた時に写真を撮っていたので、
その風景から推理して、30分くらい搜索して見つけました。
私はその搜索には関わってなかったのですが、他のスタッフに聞いたところ、
お客さんは涙を流して、「あなた達は私のヒーローです。」って言って喜んでくれてたみたいです。』


Q.キャンプが楽しめる音楽フェスでの「キャンプギアの保管」について
リスナーから質問が来ているのですが、盗難とかあったりするんですか？

『日本なので治安が良いっていうのもあって、盗難はそんなに多くないと思います。
基本的にフェスキャンプ、特にフジロックみたいなフェスの場合、
普通のキャンプみたいに、いろんな道具を持って来て装飾したりするっていうより、
寝るためのテントっていう形なので、テント内に貴重なものを入れないっていうのが一般的です。
なので、もし何かあっても困らないように、
キャンプサイトからライブ会場に向かうときは、貴重品は持ち歩くようにする感じですかね。
テントへの装飾も目印にはなるので、役には立ちますが、風の状況をみて、張り綱を張り直すとか、
風の影響を受けない角度にするとか、工夫していただけると良いですね。』


フジロックだけでなく、その他のキャンプフェスに行かれる際も参考にしてみてください！
「キャンプよろず相談所」の渡辺信吾さん、ありがとうございました！


キャンプよろず相談所 Facebookページ
https://www.facebook.com/camp462