博士じゃ。
今週は、「イサキジギング」のウンチクじゃ。
今が旬のイサキ。
ここ数年で人気急上昇の釣りが、
イサキを船からメタルジグで狙う、イサキジギングなんじゃ。
ライトジギングよりもさらにライトなタックルで狙うので、
スーパーライトジギングなんて呼ばれたりもしておる。
三重県の鳥羽(とば)沖から全国各地に広がりはじめていて、
福岡の玄界灘でも人気が出てきておる釣りじゃ。
イサキといえば、コマセで釣るのが定番。
本当にルアーで釣れるの?と思うかもしれんのぉ。
フィッシュイーターのイメージが全くないイサキじゃが、
実は、5月から8月のシーズン中には、
サバやイナダなどが食い散らかした小さなイワシなどを
下で捕食していると言われているんじゃ。
だから、イサキをルアーで狙うなら、
シルエットの小さいジグでないとなかなか食わないんじゃ。
とはいっても、
攻めるポイントは潮の流れがある水深30~40メートルの場所。
ある程度ジグに重さは必要じゃ。
ということは、比重の重いタングステンのジグが有効なんじゃ。
岩礁周りを攻めるので、
高価なタングステンを使うのは、なかなかリスキーで、
懐具合には辛いところじゃが、
この時期のイサキは、うまいからのぉ。
たくさん釣って、元をとりたいところじゃ。
アクションは、ただ巻きかワンピッチジャークでOK!
スローなワンピッチの間に、
フォールでヒラ打ちを入れるアクションも有効じゃ。
イサキだけでなくゲストも豊富に釣れるので
非常に面白い釣りじゃぞ。
ぜひチャレンジしてみるのじゃ。