博士じゃ。
今週は、「夜アナゴ」のウンチクじゃ。
夜アナゴ釣りは、東京湾の初夏の風物詩。
4月中旬くらいから7月いっぱいまで狙える。
シーズン初期は小型の数釣りじゃが、
梅雨に入ると大型狙いになることが多く、
これからがねらい目じゃ。
釣り方は、「小突き釣り」。
仕掛けを船下に落として、海底をオモリでトントンと小突く。
音と舞い上がる砂と泥の煙幕で、アナゴを寄せて食わせるんじゃ。
餌は、青イソメ。
基本的な誘い方としては、
オモリが海底で寝たり起きたりするイメージで小突くんじゃ。
アナゴが餌に食いついてくると、
ガツガツと明確なアタリがあるときもあれば、
モゾモゾとサオ先に変化を感じる程度や、
重さが少し変わる程度など、わかりにくいアタリの時もある。
ガツガツ来るようなヤル気のあるアタリの場合は
即アワセでしっかり強くアワセる。
アタリの出方が弱い場合は、一回目のアタリを見送って、
本アタリを待つなど、
ここは経験がものをいうところじゃな。
夜アナゴ船のいいところは、
早起きをしなくていいところと、
釣れたアナゴを船長がさばいてくれるところじゃ。
また、
夜アナゴとシロギスのリレー釣りも盛ん。
タックルは、アナゴとシロギスで併用することもできるのでオススメじゃ。
アナゴとシロギスがそろえば、
豪華な天ぷらパーティーができるのぉ。
ぜひチャレンジしてみるのじゃ。