The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識『夜アナゴ』

博士じゃ。

今週は、「夜アナゴ」のウンチクじゃ。

夜アナゴ釣りは、東京湾の初夏の風物詩。

4月中旬くらいから7月いっぱいまで狙える。

シーズン初期は小型の数釣りじゃが、
梅雨に入ると大型狙いになることが多く、
これからがねらい目じゃ。

釣り方は、「小突き釣り」。
仕掛けを船下に落として、海底をオモリでトントンと小突く。
音と舞い上がる砂と泥の煙幕で、アナゴを寄せて食わせるんじゃ。

餌は、青イソメ。

基本的な誘い方としては、
オモリが海底で寝たり起きたりするイメージで小突くんじゃ。

アナゴが餌に食いついてくると、
ガツガツと明確なアタリがあるときもあれば、
モゾモゾとサオ先に変化を感じる程度や、
重さが少し変わる程度など、わかりにくいアタリの時もある。

ガツガツ来るようなヤル気のあるアタリの場合は
即アワセでしっかり強くアワセる。

アタリの出方が弱い場合は、一回目のアタリを見送って、
本アタリを待つなど、
ここは経験がものをいうところじゃな。

夜アナゴ船のいいところは、
早起きをしなくていいところと、
釣れたアナゴを船長がさばいてくれるところじゃ。

また、
夜アナゴとシロギスのリレー釣りも盛ん。
タックルは、アナゴとシロギスで併用することもできるのでオススメじゃ。

アナゴとシロギスがそろえば、
豪華な天ぷらパーティーができるのぉ。
ぜひチャレンジしてみるのじゃ。
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