The Burn - Fm yokohama 84.7

シンガーソングライター ヨースケ@HOMEさん

おはようございます!ADモーリーです。

昨日のザバーンでは、
シンガーソングライター ヨースケ@HOMEさんをお迎えしました。


現在公開中の映画「小さな恋のうた」の
音楽や曲のアレンジ、キャストの楽器指導を担当しているヨースケさん。
平成で最も歌われた男性カラオケ曲、
MONGOL800の「小さな恋のうた」をモチーフにした物語なんですが、
ヨースケさんに詳しく語っていただきました!

Q.MONGOL800
の楽曲を用いて、
沖縄の高校生たちがバンド活動を通して展開していくストーリーなんですよね?

『そうなんです。タイトルだけ聞くと、
単純にモンパチの昔を描いた映画なんじゃないかって
思ってる人もいると思うんですけど、そうじゃないんです。
劇中の音楽は、実際に役者陣が演奏してるんですけど、
みんな楽器触ったことがなかった子たちなんですよ。』

Q.楽器の指導もしながら、曲のプロデュースもしたってことなんですか?

『そうです。モンパチのボーカルの清作さんから電話かかってきて、

楽器触ったことない子たちにモンパチの曲教えて欲しいんだって言われて、
曲のアレンジと並行しながら進めていきました。
クランクインする前から演奏の練習が始まって、
「マイクスタンドはこうやってセッティングするんだよ」とか、
「ギターは弦が6本あるんだよ」とか本当にそういうとこから始めました。』

Q.高校生がバンドを始めたばっかりの、“青い音”って感じがリアルに出ていますよね。

『講師陣が僕以外にあと2人いて、彼らと全く同じレコーディングをしたんですけど、

あの“青い”感じが全然出ないんですよ。
彼らの生の音っていうのは本当に熱いものがあって、
役ではあるんですけど、バンドを始めたばかりの”絶対に上手くなってやる!”みたいな、
そういう気持ちが強くあって、それが全部含めて音として収録されてるんですよね。』

Q.米軍基地の問題など、沖縄の現状も描かれているんですよね?

『はい。主演は今大活躍の俳優の佐野勇人くんで、

ちょっとこう、イケメン俳優を集めたキラキラした映画なんじゃないかって
思われている節もあるんですけど、今の沖縄の現状がすごくリアルに描かれている作品なんです。
僕もMONGOL800の清作さんと一緒に活動して、沖縄に行かせていただく機会も多いんですけど、
沖縄で生活するってこういうことなんだってことが生々しく表現されています。』

Q.米軍基地に住んでいる少女との交流も描かれています。

『米軍基地に対して、

基地の内側からの視点も描かれているものってなかなか少ないと思うんです。
米軍基地との境を音楽が超えていく光景は本当に映画館で見て欲しいです。
あとは、この映画は沖縄の話なんですけど、セリフに沖縄の方言が使われていないんです。
方言が出てくると遠い場所の話に感じてしまうんじゃないか、
っていう監督とプロデューサーの考えが反映されています。
だから、もし沖縄で育ったらこんなだったのかな、
って自分に置き換えて考えられることもたくさんあると思うんで、ぜひ劇場で見て欲しいです。』

ヨースケ@HOMEさんありがとうございました!



映画『小さな恋のうた』は
横浜ブルク13、新宿バルト9ほか全国ロードショー中。
公開終了が近い劇場もありますので、ぜひお早めに劇場でお楽しみください!

映画『小さな恋のうた』公式サイト
http://www.chiikoi.com


ヨースケ@HOME

official web site
http://yosukeathome.jp

Twitter
https://twitter.com/YOSUKEatHOME
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