The Burn - Fm yokohama 84.7

追悼 ヨースケ@HOMEさん(ゲスト miya takehiroさん / 加賀谷はつみさん)

おはようございます。ADモーリーです。


昨日のザバーンでは、
6/20に亡くなったヨースケ@HOMEさんを追悼するため、
ヨースケさんと親交が深かったお二人、
シンガーソングライターmiya takehiroさんと、
シンガーソングハイカー加賀谷はつみさんをお迎えしました。



井手
『二人がヨースケと出会ったきっかけは?』

加賀谷
『私は元THE BOOMのベースの山さん(山川浩正さん)がきっかけです。

 山さんと一緒のイベントに出た時に、ヨースケさんも一緒にいて、そこで知り合いました。
 関西ツアーとかも一緒に行かせていただいて、その時にだいぶギュッと仲良くなって、
 そこから一緒に楽曲を作ろうとかいう話になっていったんです。』

井手
『はつみちゃんとはザバーンの登山部で一緒に山登りしたりしてたら、
 ザバーンの自転車部で走ってくれたヨースケと一緒に曲を出したりとか、
 バンドやったりとかもあって、なんか縁が繋がっていくんだなっていうのを感じましたよ。
 miyaくんは付き合い長いんでしょ?』

miya
『僕は10年以上の付き合いがありますね。
 なんか自分たちが家で飼ってる猫を褒めるっていうイベントがあったんですよ。(笑)
 猫の話をしながらそれぞれ歌うっていうやつだったんですけど、
 それで最初にお互いの猫の話をして、ヨースケの歌も素晴らしかったんで、そっから仲良くなりました。』


井手
『よく一緒にライブやってたんだよね。』

miya
『そうですね。知り合ってからのここ10年間で、1番一緒にやったミュージシャンですね。』


井手
『ヨースケのお通夜でみんなと話してたら、
 miyaくんの車の助手席に一番よく座ってたのがヨースケだったって言ってたよね。』

miya
『そうなんですよ、振り返ってみたらヨースケだったなって(笑)
 カラダもデカイからシートを後ろに下げるんですよ。
 それがまた偉そうに見えるっていう、後輩なのに(笑)』


井手
『ヨースケはミュージシャンでシンガーソングライターで、どんな楽器も弾けるし、歌ったりしてるけど、
 実はザバーン的にはすごいアスリートで、自転車めちゃめちゃ早かったんだよね。
 ザバーンの自転車部で、Mt.富士ヒルクライムっていうレースに毎年出てて、
 僕は10回出たんだけど、そのうちの後半5回は全部ヨースケも一緒に走ってくれて。
 自転車部で1番のタイムを叩き出してたんですよ。90分切ったのはヨースケだけだったんじゃないかな。
 本当になんでも出来るヤツだった。
 はつみちゃんはヨースケと音楽面ではどんな関わりがありましたか?』

加賀谷
『私は出会って一緒にツアーに行った頃から、「はつみちゃんはもっと良くなる」って、
 俺がどうにかしてやる、くらいの感じでずっと言われてて、
 それが縁で実現したのが「PEAK HUNT」っていうミニアルバムだったんです。』


井手
『プロデューサーがヨースケ@HOMEだったんだよね。』

加賀谷
『そうですね。私よりも私のことをしっかり分かってくれて、
 「こういう事を言いたいんでしょ?」っていうのを本当に毎回出してくれる感じでした。
 ギターのことも色々教えてくれましたし、ヨースケさんは本当、私が音楽的にすごく頼っていた人でした。』


井手
『ヨースケはここんとこ本当に忙しくて、色んなミュージシャンに引っ張りだこで、なんでも楽器出来ちゃうし、
 ギターも本当に上手で、最近はMONGOL 800のサポートメンバーっていうか、ほぼメンバーですよね。
 モンパチのギターの方が休養してるってことで、一緒にツアーとか周ってて。
 それで先日、そのモンパチの曲を元にした「小さな恋のうた」っていう映画の告知でザバーンに来てくれたんだよね。
 ヨースケがモンパチのキヨサクさんにその映画の音楽監修を依頼されて、引き受けたんですけど、本当頑張ってましたね。
 二人とも映画に携わってるってのは聞いてたの?』

miya
『そうですね。ヨースケはモンパチの曲もプロデュースしてて、
 「映画を作るんだけど、それにも俺関わるんだよね」って言ってましたね。』


加賀谷
『私も聞いてました。去年、私のライブのサポートをお願いした時に、
 ヨースケさんは映画の真っ只中で、主演の子たちにバンド指導もやってるっていうのを聞いてて、
 すごい大変なんだなって感じてました。』


井手
『来年映画が公開するから、それまでに楽器をやったことがない人たちをバンドとして、形にしてくれって言われたヨースケの立場になって考えたら、
 どうしたらいいか分からないですよ(笑)1年ってすぐですよ!大変だと思うよ。
 でもヨースケは、本当やり切った!っていう顔でスタジオに来てくれたんですよ。
 俺もバンドのみんなも本当に頑張った、って言ってて。完成した曲も”青い音”なんだけど、
 ちゃんと聞ける音になってるっていうのは、ヨースケが仕事を遂行したって感じですよね。』



井手
『こないだね、ヨースケのお通夜の後でみんなで飲んでて、いろんな話が出てきたんだけど、
 ヨースケはMt.富士ヒルクライムの行き帰りの車内で、毎年飽きもせず下ネタを言いまくって、
 もう本当しょうもない話してましたよ。楽しかったな。』

miya
『あいつまた明るく言うから、それがズルいんですねよ。』


加賀谷
『私にもめっちゃ下ネタ言ってきてましたよ。もういいよ!ってくらい(笑)

 私のヨースケさんの印象って“ズルい魅力”なんですよ。なんでも許してしまう。
 「もうヨースケさんズルいなぁ(笑)」って。その“ズルい魅力”がヨースケ@HOMEって感じでしたね。』

井手
『アウトドアデイジャパンで、僕らザバーンのブースを出してて、
 ザバーンがプロデュースしているライブステージにお二人も出てもらったりしてますし、
 ヨースケにも出てもらってたし、すごい密に付き合わせてもらったなって感じがするんだよね。』


お二人はヨースケさんとゆかりのある曲を生演奏してくださいました。


miyaさんがヨースケさんと一緒に二人の名義で作った曲「Happy Time」。
そして、加賀谷さんがヨースケさんと作った「One Pair」。
「Happy Time」のヨースケさんパートは加賀谷さん、
「One Pair」ヨースケさんパートはmiyaさんが担当しました。



井手
『ヨースケ@HOMEの曲の魅力ってお二人は何だと思いますか?』

miya
『楽しいとこですね。ヨースケとはよく一緒にやってて、良い曲をお互いに勧め合って聞いたりしてたんです。
 音楽自体に力があるものが好きで、歌も楽しいんだけど、聞いただけで自然にのるというか、
 そういう魔法の使い方はヨースケは最高でしたね。
 そこは僕も彼に影響を受けて、彼に教えてもらった音楽を自分に取り入れてました。』


加賀谷
『私はヨースケさんと曲を作ってて、そこで教えてもらったことなんですけど、
 いい意味で、私のことをすごく抉ってきてたんですよ(笑) 深いところまで抉りまくる。
 (歌詞が)もう出ないよってなっても、「まだ出せ、まだ出せ」って言ってくるんですけど、
 でも、そこまでして出てくる歌詞が本物なんだよっていうのを教えてくれて。
 だから、ヨースケさんの曲も本当にそうだなと思います。』


井手
『ヨースケ@HOMEが絡む人って、もう先輩後輩関係なくやられるとこがあるんですよね。
 GAKU-MCさんが、ヨースケに影響されたって本人から聞いたことがあって、
 ギター弾き語りのスタイルを取り入れていったりとかしてて。ヨースケは面白い人だったね。』



井手
『最後にヨースケの曲をかけたいと思うんですけど、ヨースケと初めて会ったのが、多摩川の河川敷でバーベキューやってた時で、
 酔っ払って、FREEASY BEATSのメンバーとかと一緒にひどい下ネタで替え歌にして歌ってて、その場でそれを聞くヨースケ。
 やっぱ笑ってんだよね。爽やかに笑ってんだよね。
 それが初対面だったんだけど、その時はそっからこんな付き合いになるとは露知らず。楽しいやつだったな。
「パノラマ」っていう曲なんですけど、自転車で日本全国を旅した時に作ったっていう曲だってことをヨースケ本人が語ってましたね。』




<お知らせ>

◆miya takehiroさん

LIVE
7/12(金) 愛知県 犬山 swan's cafe
8/11(日) 鎌倉 星月会館 ウクレレのワークショップ 「宮レレピクニック」


◆加賀谷はつみさん
8/23(金) 毎年恒例の「はつみの日」 イベント予定 詳細未定


その他の情報は、下記リンクからご確認よろしくお願いします!

miya takehiro

オフィシャルウェブサイト
http://miyatakehiro.com
Twitter
https://twitter.com/miya_takehiro


加賀谷はつみ

オフィシャルウェブサイト
https://kagayahatsumi.amebaownd.com

Twitter
https://twitter.com/kagayahatsumi
 
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