
博士じゃ。
今週は、「チチブ」のウンチクじゃ。
ゴールデンウィーク明けくらいになると、
川の水温が上昇して、いよいよ本格シーズン到来…
となるのが、テナガエビ釣り。
そんなテナガエビ釣りの代表的なゲストといえば、チチブじゃ。
チチブはハゼの仲間で、
マハゼほど大きくなく、
最大でも10センチには届かないくらいの大きさじゃ。
マハゼ釣りのゲストとしてもよく釣れて、
「ダボハゼ」なんて呼ばれて、
やっかいもの扱いされたりしておる。
そんな嫌われ者のチチブじゃが、
テナガエビが釣れなくて、チチブばかり釣れる場合、
狙っている場所が違うことを教えてくれる魚でもある。
というのも、チチブは川の流れが少し当たる場所や、
太陽の光が比較的届きやすい場所で釣れることが多いんじゃが、
テナガエビが釣れる場所は、薄暗くて流れの緩い場所。
チチブが釣れるなら、
もっと暗い場所や、流れの緩い場所に変えた方がいいという
合図なんじゃな。
ダボハゼとバカにせずに、
釣りのポイントを教えてくれる
ありがたい先生と思ってみてはいかがかのぉ?