The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「釣った魚の処理方法」

博士じゃ。
今週は、「釣った魚の処理方法」のウンチクじゃ。

釣った魚を美味しく食べるためには、
鮮度を保った状態で家に持って帰ることが大切じゃ。

そのために知っておきたいのが、
魚の締め方と、血抜きの方法じゃ。

魚を締めるというのは、
魚に余計なストレスを与えずに即死させることじゃ。
釣った魚が暴れることで身に血がにじんだ状態になって、
血の臭みが魚肉に残ってしまったり、
ストレスによりうまみ成分が分解されてしまったりする。
それを避けるために、釣った魚はすぐに締めるのがいいんじゃ。

締め方は、アジやイワシのような小さな魚は、
「氷締め」といって、氷で冷やした海水を入れたクーラーに
魚をいれるだけでいいんじゃ。

鯛やスズキといった中型以上の魚は、
ナイフで神経を切断して即死させる方法が有効じゃ。
多くの魚は、エラの横と尾の付け根にナイフを入れて、
背骨まで深く切り込んで太い血管と神経を切断すればOK。

その後、海水を張ったバケツに、頭を下にして入れておけば
同時に血抜きもできるぞ。

大型の魚の場合は、「神経締め」という方法があるんじゃが、
これは慣れないとなかなか難しいので、
大型の魚が釣れたら船長に相談してみるのがおすすめじゃ。

最後に魚を持ち帰る時の注意じゃ。
帰りにクーラーの水を抜いて、
氷が足りない場合は砕いた氷を足し、
魚が直接氷にあたらないように袋などに入れた上で、
クーラーに入れて持ち帰えれば完璧じゃ。

釣った魚はしっかり処理して、美味しく食べるのじゃ!

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