博士じゃ。
今週は、「釣った魚がなぜ美味しいのか」のウンチクじゃ。

釣った魚がなぜ美味しいのか？
もちろん「自分で」釣った魚だから美味しいというのもあるが、
それだけではないんじゃ。

釣った魚が美味しい理由、
１つ目は、当たり前のことじゃが、新鮮なことじゃ。
ついさっきまで泳いでいた魚は、
スーパーはもちろん、市場で買うよりも新鮮じゃ。

２つ目は魚に与えるストレスが少ないことじゃ。

漁師さんは、魚を網で獲ることが多いが、
網にかかった魚は、逃げようとして網の中で暴れて身が傷ついたり、
網に絡まって死んでしまったりするんじゃ。

また、狭いところや動きにくい状態に置かれることで、
魚が強いストレスを感じてしまい、
魚肉に含まれる旨み成分のアミノ酸がどんどん分解されてしまう。

一方、釣りの場合ももちろん魚にストレスを与えるんじゃが、
その時間は短い場合が多く、
魚に与えるストレスは少なくて済むんじゃ。

ただし、釣った後に、
正しい処理や保存をしないと、
せっかくの美味しい魚も台無しじゃ。

釣った魚の処理方法は、来週しっかり教えるぞ！
楽しみにしておくのじゃ！