
博士じゃ。
今週は「イサキ」のウンチクじゃ。
イサキは、「梅雨イサキ」とも言われていて、これからが旬の魚じゃ。
数釣りが楽しめて、しかも食べても美味しいので、
コマセ釣りの入門魚として人気があって、
とくに梅雨から初夏の乗っ込み時期は、
数・サイズ共に狙えるベストシーズンなんじゃ。
とくに剣崎沖の松輪瀬(まつわせ)で釣れるイサキは、脂の乗りが良く、
ブランドイサキとして釣り人の人気になっておる。
その剣崎沖の松輪瀬でのイサキ釣りが解禁になるのが
毎年6月1日といういことで、
これから夏にかけてイサキ釣りが楽しめるんじゃ。
イサキは、沿岸部の岩礁帯に生息していて、
群れを作って、根の上の方を回遊している魚じゃ。
釣り方は、コマセ釣り。
船長が指示した棚までビシを下して、
竿をしゃくってコマセを振り出しながら巻き上げ、
後は時々シャクリを入れるだけ。
船長の指示するタナをしっかり守ることと、
潮の速さなどを考慮しながら
コマセの煙幕の中に、仕掛けを漂わせることが
たくさん釣るポイントじゃ。
また、イサキは群れでいるので、
食いがたつ時は、追い食いを狙ってみるのもありじゃ。
ゲストにイシダイ、クロダイ、メジナがかかることもあるので、
そうなったら気が抜けないんじゃ。
イサキは、タイにも負けない美味しい白身で、
刺身、カルパッチョ、なめろう、塩焼き、揚げ物…どんな料理でも美味い魚じゃ。
自分で釣って食べてみるのじゃ!