The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「釣り糸」

博士じゃ。
今月は「釣り糸」に関するウンチクを紹介するのじゃ。
まず今週は、「釣り糸の種類」じゃ。

釣り糸には、大きく分けて
ナイロンライン、フロロカーボンライン、PEライン
の3種類がある。

1つめのナイロンラインは、
釣り糸としては最も一般的で、値段も一番安いラインじゃ。
伸びがあって、素材がやわらかいのでクセがつきにくく、
リールに巻いて道糸として使われておる。
弱点は他の素材よりも劣化が早いことじゃ。

2つめのフロロカーボンラインは、
比重が水よりも高くて沈みやすいのと、
根ズレや魚の歯などの摩擦に強いため、
海中に絶えず入っているハリスやリーダーラインに使われておる。

ラインが硬く、巻きグセがつきやすいので、
道糸としては一般的ではないのじゃ。

3つめのPEラインは、ポリエチレンラインの略称。
一番新しく採用された素材で、3種類の中では一番高価な糸じゃ。
4本または8本の糸を編み込んで作られていて、
同じ太さでも、ナイロンやフロロの3~4倍の強度がある。

ルアー釣りや船釣りの道糸として愛用されているんじゃが、
風に流されやすかったり、絡みやすかったりするので
初心者は扱いに注意が必要じゃな。

来週からは、それぞれの釣り糸について
もう少し掘り下げて紹介するのじゃ!

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