
博士じゃ。
今月は「釣り糸」に関するウンチクを紹介するのじゃ。
今週は、「ナイロンライン」じゃ。
ナイロンラインは、
釣り糸としては最も一般的で、値段も一番安いラインじゃ。
伸びがあって、素材がやわらかいのでクセがつきにくく、
リールに巻いて道糸として使われておる。
しなやかでリールのスプールにも馴染みやすく、
結ぶのも楽なので、初心者にも扱いやすいラインじゃ。
弱点は他の素材よりも劣化が早いことじゃ。
とくに紫外線に弱いので、
先端の5~10メートルは釣行ごとに切り捨てるのが理想じゃ。
そうすると釣りに行くたびに短くなるので
スプールに巻いている量が少なくなったらすべて交換じゃ。
伸びがあるので食い込みがいいんじゃが
アタリが伝わりにくいという特徴がある。
PEラインが登場してからは、
オフショアのルアーゲームでは、
PEラインを使うのが主流となっておるが、
最近ナイロンラインも見直されていて、
あえてナイロンを使う人も増えておる。
ナイロンライン限定のシイラ大会も行われておるほどじゃ。
ナイロンラインで大漁…願っておるのじゃ!