The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「マコガレイ」

博士じゃ。
今週は、マコガレイのウンチクじゃ。
こころして聞くのじゃ。

冬の代表的な釣りものと言えば、カレイ。
投げ釣りで釣れるカレイは何種類かいるんじゃが、
メインとなるのは、マコガレイじゃ。

マコガレイは秋から冬にかけて、産卵のために浅場に入ってくるので、
堤防や港から投げ釣りで狙えるようになるんじゃ。
だいたい11月頃から浅場で獲れ始めるので、
冬場のカレイを「霜月鰈(シモツキガレイ)」と呼ぶこともあるんじゃ。

身に味が乗って美味しいのは夏で、
この時期の刺身は、ヒラメをはるかにしのぐと言われておる。
冬から春にかけては、子持ちの煮つけが絶品じゃ。
熱を通しても身が柔らかく、
甘辛い煮汁が染みて、ご飯が何杯でもいけてしまう。

釣り方は、アオイソメをエサにした投げ釣りが定番で、
アオイソメは房掛けにすると、アピール効果が高く、
カレイの食いが良いと言われておる。

また、カレイは海底に変化がある場所にひそんでいるので、
「かけあがり」を狙うのが基本じゃ。
仕掛けを投げたら、リールをゆっくり巻きながら、
竿に伝わる重さで海底の地形を想像して、
ポイントを定めるのが釣果をのばすコツじゃな。

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