辰巳Ｄです。

今月からイラストレーターでキャンプコーディネーターの
こいしゆうかさんの新コーナーが始まりました。

今でこそ”女子キャンプ”という言葉は普通に使われますが、
この言葉を作って定着させたのがこいしさんなんです。

第1回のトークテーマは、「最近の女子キャンプ事情」。

今後どんなコーナーになるかも含めて
初のラジオ一人喋りしてもらいました。

◯「女子キャンプ」とは「男性に頼らないキャンプ」

女子キャンプの定義は「女性だけでもキャンプできる」こと。
男性の手は借りなくても、女子だけでキャンプに行ける、
もしくは女子一人でもキャンプができるよー、っていう文化が普通になったら
私が一人でキャンプしても怪しくないのかなって。
それが普通になればいいなと思って、
10年前に「女子キャンプ」という名前をつけました。


◯最近の女子キャンプ事情

あるキャンプ場の人に話をきいたら、
最近は女子だけのグループでキャンプをするのが普通になっているそうです。
私が始めた頃は、冬キャンプも夏キャンプも、女性だけっていなかったんですよ。
だいたいファミリーや子ども連れが多かったり、夫婦の方だったり。
あとは若い人があまりいない印象でした。
女子キャンプのオフ会を始めたころも、冬のキャンプ場に全然お客さんがいませんでした。
ところが、去年の年末年始、静岡のふもとっぱらキャンプ場に行ったら
たくさんのキャンパーがいて、ティピーみたいなテントがいっぱいたってたんです。
キャンプ人口が増えてるなーって思いました。
女性のキャンパーも増えていて、８〜９年前とは違う状況になっています。


◯女性はオシャレがしたい

格好も変わって来て、以前は（私の偏見があるかもしれませんが）
スウェット上下やタルタルのTシャツ着た人がいたのに（笑）
最近は、マウンテンジャケットなどのアウトドアウェアをちゃんと着て、
防水のシューズも履いてかっこ良くキメているカップルが多かったり、
ファッション性の高いものが増えていると思いました。
あとアウトドアメーカーだけじゃなくて、一般のアパレルメーカーも
アウトドアを意識したアイテムを出していて、結構幅が広がっています。

女性はやっぱりおしゃれが好きだから、
土日や休日だけにしたいファッションができるのも楽しい。
ファッションの観点からもキャンプって楽しいのかなって思います。

さらに、以前にはなかった女性向けのカワイイアイテムも増えています。
去年私がびっくりしたのは「燻製器」。
だいたい大きな箱みたいなのをツーバーナーの上にどーんって乗っけて
ベーコンやチーズをモクモクやるイメージだったんですが、
テーブルに持って行って、テーブルの中心で小さなおつまみを軽く燻せる、
そんな燻製器を作ったのが、APELUCAというメーカー。

タジン鍋のオシャレバージョン？
コンパクトだし洗うのも簡単だし手軽に燻製ができるしで、素晴らしい。
キャンプ好きな女性がデザイナーと一緒に開発したものらしいです。
だからきっと、アウトドアに関わるメーカーさんもデザイナーさんも、
女性が増えているんじゃないかと思ってます。


◯最近はキャンプ場も女性に優しい

キャンプって外だし、虫がいるんじゃないかとか、
トイレが汚いんじゃないかとか思われがちですが、
最近のキャンプ場は、トイレキレイなんです。
温座やウォシュレットが付いていて、フタも自動開閉式だったりで、
もう羨ましいくらい。私の家のスペック超えてます（笑）
今やトイレがオアシスくらいの勢いです。

例えば、長瀞オートキャンプ場は、女性がオーナーなので、
女性専用のパウダールームやオムツ替え＆授乳所もあります。
朝は洗顔やメイクをしたくても、どこにもメイク道具を置く場所がない、
そんな女性目線ゼロのところがほとんどなのに、化粧室ができるなんて、
完全にキャンプが女性のものになってきているな、と感じます。


◯女子キャンパーを増やしたい

といっても女性キャンパーはまだまだ少ない！
どちらかといえば、男性の方が道具は好きだし、キャンプ場にも詳しいし、
まだまだキャンプは男性文化だなと思います。
そこで、このコーナーでは女子キャンプをバンバン盛り上げるために、
あらゆることをやっていきたいなと思います。

例えば、女性一人でキャンプしている女子大生のキャンパーをよんだり、
キャンプ場で働く若い女の子を呼んだり（最初は年齢層を若めに（笑））
ベテランや知り合いのメーカーの方もよんだりしたいです。
あとは最新のギア情報や、
「このキャンプ場行ってきたよ！」というレポート、
私目線のキャンプ話もしていきたいと思ってます。

＜イベント情報＞

11/18〜19の土日に長瀞オートキャンプ場で【ペアフェスタ】開催します。
今年で３年目！キャンプはもういっぱいですが、日帰り参加は募集中！
音楽フェスではなく手作りのフェスで、地元食材も楽しめたり（長瀞うどんが美味しい♪）
メーカーによる物販の出店もあり、
大手メーカーでなく手作りを心がけるガレージブランド中心に集まるので、
普段なかなか手に取れないものもあり、日帰りでも全然楽しむことができますよ。
家族連れでも楽しめるし、一人でも楽しいフェスです！
私も「沼喫茶」として出店します！（詳しくは来てのお楽しみ（笑））


＜メッセージ大募集！＞

このコーナーではみなさんからのキャンプにまつわる疑問・質問、
お悩み・相談などなどメッセージ待ってます！

メールの方は・・・theburn@fmyokohama.jp

おハガキの方は・・・
〒220-8110 横浜市西区みなとみらい2-2-1
横浜ランドマークタワー10F
FMヨコハマThe Burn「女子キャンプ」係

ハガキでメッセージをくれた方には、
私のイラストとサインを添えてハガキでお返事します。

ただし、女性限定なので、男性でも欲しいという方は、
奥さんや彼女、女友達に頼んでご応募くださいね。