
辰巳Dです。
鉄鍋理想郷の村長こと
Bean-potter日本ダッチオーブン・ライフ振興会会長
中山隆夫さんのダッチオーブンレシピ。
今月のレシピは「サウザンフライドチキン」です。
これがないと南部料理は始まらないというフライドチキン。
(日本で言うとKFCのフライドチキンが南部風)
フライドチキンと言うと随分お手軽な印象がありますが、
LODGEやシェップスフルト、ペトロマックス等の
本格鋳鉄製ダッチオーブンを買ったら最初に作って欲しいレシピです。
その理由は、シーズニングに最適だから。
ほとんどの人が現代のダッチオーブンはシーズニング済みで、
直ぐに使えると勘違いしていますが、
買ったばかりのダッチオーブンは、人間に例えると、
子供が幼稚園に入るか入らないかの状態。
ダッチオーブンの実力を発揮するためには、
シーズニングを毎回続けていかないといけません。
ダッチオーブンを洗うときは洗剤は使わず、重曹を使いましょう。
また、はじめのうちはトマトなどの酸味の強い食材は使わないほうがいいです。
(ダッチオーブンが錆びてしまうため)
【食 材】
鶏肉(もも、むね、手羽先など) 1kg(約1羽分)
薄力粉 2/3〜1カップ
セロリシード 小さじ1
ガーリックパウダー 小さじ2/3
パプリカ 小さじ1
チリパウダー 適量
ローズマリーパウダー 適量
塩 大さじ1
胡椒 小さじ1
サラダ油 適量(2/3〜1カップ)
レモン、クレソン等
【下拵え】
鶏はよく洗って、適当な大きさに切り分けます。
【作り方】
①ボールに薄力粉、スパイス類、塩、胡椒を入れて混ぜ合わせます。
(舐めてみて、塩気がしっかり感じられるくらいのほうが美味しいです)
②鶏肉を1個ずつ加えて全体によく馴染ませます。
③ダッチオーブンにサラダ油を熱し、鶏肉を並べて入れます。
フタをして弱火〜中弱火位で7〜8分位揚げ焼きにします。
フタをとって鶏肉をひっくり返して全体に焼き色がつくまで、
さらに5〜6分焼いてカリッと仕上げます。
④レモンを絞って、熱々のうちに頂きます。