The Burn - Fm yokohama 84.7

スノーカイト体験レポート

辰巳Dです。

1/28のGood To Goでは、
スノーカイトの体験レポートを紹介しました。

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スノーカイトは、スキーやスノーボードを履いたまま
自由に操作できるカイト(凧)をコントロールし、
風の力を利用して雪原を走る新感覚のウインタースポーツ。

ほどよい強さの風が安定して吹いていれば、
斜面がなくてもフラットなところで滑れるのが特徴。
うまくなること、風を掴んで飛ぶこともできます。

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今回取材に協力してくれたのは、スノーカイトのツアーを実施している
神奈川・足柄の会社「X-FLY」代表の松永文也さん。
2001年からスノーカイトの普及活動に取組んでいらっしゃいます。

X-FLTでは12月下旬から3月下旬まで、ほぼ毎週末、
長野県内各地でスノーカイト・スクールを実施しています。

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装備は、スキー・スノーボード、ブーツ、グローブ、
ゴーグルなどの基本的なものに加えて、
カイトと(カイトと身体をつなぐ)ハーネス、ヘルメットが必要です。

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準備ができたら雪原へ移動します。
この時スノーシューがあると便利です。

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休憩用のテントを素早く設営する松永さん。
風を遮るものがない場所なので、かなり重要です。

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スノーカイトは道具を揃えても一人で始めることはできません。
必ず経験者と一緒に始めるか、スクールに通う必要があります。

レッスンの流れは以下のとおり

①トレーナーカイトを使って、まずはカイトの操作になれる。
②徐々にカイトのパワー(大きさ)をあげていって、大きいカイトが使えるようになる。
③カイトを操作できるようになってきたら、実際にスキー・スノーボードで滑ってみる。

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今回井手さんはスノーボードでスノーカイトに挑戦。
ちなみに、スキーだと早人で1日で習得できるそうですが、
スノーボードだと最低でも2日かかるそう。

さて、1日の体験でどこまでできるようになるのか!?

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まずは板を履かずにカイト操作の練習。

トレーナーカイトとはいえ、
パワーゾーン(一番風を受ける場所)に入ると、
予想以上のパワーにびっくりします。
(体重の軽い人だと軽く浮いちゃいます)

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バーを左右に動かしながらカイトのパワーを調整します。

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井手さんかなり覚えが早く、
松永さんからもお褒めの言葉をいただきました。

「井手さんの身長とパワーなら、本番のカイト試してみてもいいかもね」

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そこで一気にカイトのサイズをアップ。

これがまたパワーが違うのなんの。

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パワーゾーンに入ると、
井手さんの身体が簡単に吹っ飛ぶほどのパワーです。

これはやばいぞ、ってことで、一回り小さなカイトに変更して、
実際ボードを履いてやってみることに。

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スノーボードの場合は座った状態からのスタートです。
頭上で静止させておいたカイトを進行方向に振り下ろすと……
カイトに引っ張られて引き起こされると同時にスルスルと滑り始めます。
ここでボードをどの方向に向けるかが肝心なのですが、
始めはこれがなかなか難しいんです。

しかし、何度か練習しているうちに、カイトの一部が故障するハプニングが。
再び本番の大きさのカイトで練習することになりました。

(つづく)

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