
博士じゃ。
わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。
今回は、ザバーンの釣り大会で井手が釣っておった魚
アカヤガラに関するウンチクじゃ。
ヤガラというのは、矢の棒状の長い部分のことで、
アカヤガラは、このヤガラのように非常に細長い魚じゃ。
体長は2メートル前後になることもある。
頭部は身体の3分の1ほどもあって、
尾びれからは尻尾のようなものが出ているなど
特徴的な外見の魚じゃ。
細長いので一見食べるところはなさそうな魚じゃが、
実は、料亭などではよく汁ものに使われる高級魚で、刺身も絶品。
旬は秋から冬にかけてじゃ。
ただ、頭部などを除いた可食部は体の半分ほどで、
しかも体が細いので、とても歩留まりが悪く、
魚屋さんで買うと超高級魚と言える魚じゃ。
釣りでは、ジギングやウイリー五目でゲストとして釣れることがある。
狙って釣ることは難しいが、釣れたらラッキー。
ぬめりがギトギトで、クーラーの中がぬめりだらけになってしまうので
嫌う釣り人も多いが、それを差し置いても食べる価値のある魚じゃ。