
博士じゃ。
わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。
今回は、ソウシハギに関するウンチクじゃ。
ソウシハギという魚を知っておるかのぉ?
カワハギ科の魚で、形はウマヅラハギに似ておる。
体に青い斑紋があって、尾ビレが長いのが特徴じゃ。
ソウシハギの内臓には、
猛毒パリトキシンが含まれていることがあるので、
食べないよう注意喚起されている魚じゃ。
パリトキシンは、フグ毒よりも強力で、
死に至る可能性もある毒なんじゃ。怖いのぉ。
先日、ある釣り人が、twitterにこんな投稿をして話題になったんじゃ。
「でっかいカワハギ釣りました!これからキモ醤油にして食べます!」
この文章とともに投稿されていた写真が、
カワハギではなく、なんとソウシハギの写真だったんじゃ。
幸い、これを見たtwitterユーザーのリプライで
注意喚起されて、危機一髪だったんじゃが、
カワハギと間違えて肝を食べてしまったら一大事じゃ。
筋肉には毒がないので食用にされることもあるんじゃが、
素人は手を出さない方が安全じゃぞ。
ソウシハギはもともと亜熱帯海域に生息する魚じゃが、
近年の温暖化の影響で、神奈川県でも目撃されておるから
気を付けるのじゃ。