The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「ソウシハギ」

博士じゃ。

わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

今回は、ソウシハギに関するウンチクじゃ。

ソウシハギという魚を知っておるかのぉ?

カワハギ科の魚で、形はウマヅラハギに似ておる。

体に青い斑紋があって、尾ビレが長いのが特徴じゃ。

ソウシハギの内臓には、

猛毒パリトキシンが含まれていることがあるので、

食べないよう注意喚起されている魚じゃ。

パリトキシンは、フグ毒よりも強力で、

死に至る可能性もある毒なんじゃ。怖いのぉ。

先日、ある釣り人が、twitterにこんな投稿をして話題になったんじゃ。

「でっかいカワハギ釣りました!これからキモ醤油にして食べます!」

この文章とともに投稿されていた写真が、

カワハギではなく、なんとソウシハギの写真だったんじゃ。

幸い、これを見たtwitterユーザーのリプライで

注意喚起されて、危機一髪だったんじゃが、

カワハギと間違えて肝を食べてしまったら一大事じゃ。

筋肉には毒がないので食用にされることもあるんじゃが、

素人は手を出さない方が安全じゃぞ。

ソウシハギはもともと亜熱帯海域に生息する魚じゃが、

近年の温暖化の影響で、神奈川県でも目撃されておるから

気を付けるのじゃ。

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