
博士じゃ。
わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。
今回は、ザバーン初の釣り大会でもお題目になっている釣り方、
「ウイリー五目」に関するウンチクじゃ。
ウイリー五目は、
ウイリーシャクリとか、ライト五目とも呼ばれている釣り方じゃ。
竿をあおって、おもり付きのカゴからコマセ(オキアミ)を出し、
その煙幕の中で、ウイリーと呼ばれる化学繊維を巻きつけたハリを躍らせて、
ハリ掛かりさせる釣り方じゃな。
対象魚は、アジ、イサキ、カマス、
マダイやイシダイ、
さらに、イナダやカンパチまで様々で、5目以上釣ることも夢ではない。
ちなみに、仕掛けに使うウイリーというのは、
もともとフライの毛鉤づくりに使う化学繊維。
1つの仕掛けに、このハリがだいたい3本ついておる。
一番下のハリは、ウイリーがついていないカラバリになっていることもあり、
その場合は、エサのオキアミを付ければ、五目釣り効果アップじゃ。
ただし、食いが立つ時には、手返し重視でウイリーを使う方がいい場合もあるぞ。
どんな魚がかかるかわからないので、
ハリスを太目にしておくか、それとも食い重視で細めにしておくかなど、
仕掛けの選び方が釣果を分けるポイントになるんじゃ。