The Burn - Fm yokohama 84.7

竹内洋岳 マランフラン スマートウォッチ

辰巳Dです。

期間限定コーナー
「CASIO presents Smart Outdoor Life」

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4週に渡ってCASIOのスマートウォッチ
「Smart Outdoor Watch WSD-F10」の魅力に迫っています。

最終回は、プロ登山家の竹内洋岳さんをお迎えして、
竹内さんの考えるスマートウォッチの可能性について伺いました。

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<ヒマラヤの未踏峰マランフラン(6570m)への挑戦>


井手「8000m峰全14座登っている竹内さんにとっては簡単に登れる山なんですか?」
竹内「簡単ではないですね、山はやはり高さじゃないですね。
   誰も登ったことのない山ですから一歩先その先どうなっているかわからない。
   だから、行った時は右に行っていいのか左に行っていいのか、
   上に行っていいか下に行っていいかわからないような状態で
   山の中を彷徨い歩いている状態ですね。」

井「何を頼りにどっちに行くか決めるんですか?」
竹「岩の形とか筋とか、岩の積み重なっている向きとかを見て、
  あの岩の先がどういう風に変化しているのかとか、
  岩の色とかであそこは脆いんじゃないかとか、
  その先はちょっと平らになっているんじゃないかとか、
  急になっているんじゃないかと言うのを想像して読み解いていくしかないです。」
井「下にいるときから形を見てイメージしておきながら近づいて行って、
  さらにイメージを膨らましながら行くということですね。」

井「今回はマランフラン登頂できたんですか?」
竹「残念ながら登頂できませんでした。マランフランはまだ未踏峰のままです。
  でも結構いいところまで行ったんですよ。
  頂上が近くに見えるところまで行ったんですが、
  その手前の尾根に非常に不安定な雪が積もってしまっていて、
  こに入っていくのは危ないだろうという判断をして戻ってきました。」
井「ここまで来たのに、っていう悔しさはあるでしょうね」
竹「ここまで来たというか、未踏峰ゆえに“まだあるのか”“まだ簡単には登れないんだ”
  っていう現実みたいなものを山から突きつけられるっていう。
  残念というよりも次は登ってやるぞって、そういう思いがあそこで湧き上がってきますね。」
井「そこの判断ができるっていうのは今までの経験があったからなんでしょうね」
竹「確かに行ってしまいたいって思いもあるんですね。
  もっとこのまま登り続けてしまいたいって思いがあるんですけど、
  降りてくるのに相当な時間がかかるだろうっていう事がわかるんですね。」

竹「未踏峰がこれほど難しいんだなって思わされたのが、
  前回1ヶ月かけて到達をした最高到達点まで、今回は数日で行ってしまったんです。」
井「ルートがあるないの違いだけでそこまで短縮できるんですか!?」
竹「ルートは一度登ってどうなっているのか、どういう状況が出てくるのか、
  っていうのがわかっているだけで、まるでそこに到着する時間が違うんです。
  それだけ未踏峰っていうのが難しくってそして魅力があります。
  今回は頂上の手前までは行きましたけど、そこから先は未踏ですから、
  そこは次行っても苦労すると思うんです。
  でも、どんな風にしてその苦労を乗り越えていってやろうか、
  うまくかわしていこうかっていうのを今から想像すると、
  それだけでもう早く行きたくなります。」
井「今、いい目の輝きをしながら話してくれました!次回の挑戦はいつの予定ですか?」
竹「どのシーズンで行くべきかっていうのはこれから考えますけど、
  やはり来年には登りたいですね。」


スマートウォッチの魅力と可能性>

井「竹内さんにとってスマートウォッチってどんな存在ですか?」
竹「かなり気になっています。
  やはり時計というのは、発明されてから長い時間をかけてどんどん進化をして
  私たち人間が常に最高のものを追いかけてきた部分だと思うんですね。
  今のこの時点でとにかく最先端で、最高のテクノロジーの時計を作り出していこう
  っていう、元々時計を作っていた人たちの持っていた熱意とかを受け継いでいくならば
  どうしても時計はスマートウォッチになっていくんだと思います。
  それはきっと時計としての機能的なことだけではなくて、
  ソフトウェアの進化というのがスマートウォッチ進化になっているというか、
  今までよりもいろんな人が時計を進化させていける可能性があると思うんです。」
井「いろんな人がアプリを作れるようになって、っていうことですね」
竹「今までの時計の進化っていうのは、時計職人とか時計を作る人たちでしか
  時計の性能というのをアップすることができなかったんですけど、
  スマートウォッチ
になると、アプリを作る人っていうのはそれよりもいっぱいいて、
  時計を進化させる人が増えるんですね。
  そうするとみんな寄ってたかってこの時計を進化させることができるんです。
  だから、
スマートウォッチの進化の可能性というのは
  今までの時計以上に増えていくんだと思います。

井「時計自体のオープンソース化みたいな事になるんですね。」

井「登山家としてスマートウォッチにどんな機能が欲しいですか?」
竹「時計が人を救ってくれたらいいですね。」
井「遭難した時に役に立つということですか?」
竹「遭難しないようにするとかですね。
  遭難した時に最もいい解決方法を時計が示してくれる。
  どうしても人間は遭難した時にパニックになりますよね。
  そんな時に時計が最も冷静にその状況を判断して私たちにサジェスチョンを送る、
  そういう機能も可能になるかもしれないですね。
  もしかすると私たちが遭難した時、事故にあった時にするべきことを
  時計が代わりにやってくれる可能性が出てきますね。
  それによって今まで助からなかった山の中の事故で助からなかった人が助かる、
  そして助かってまた山に行ける、っていう風になった時に

  スマートウォッチがまさに登山に欠かせない道具になると思います。

井「今の竹内さんの話を聞いて想像できたのは、遭難して自分の体が動かない時、
     人に連絡さえつけば助けに来てくれるかもしれないっていう時に、
  時計が連絡をしてくれるってことですね?」
竹「それこそスマートウォッチ
ですね
井「竹内さんのビジョンが実現されるような時計になっていったら、さらにすごいですね」
竹「今の時点では、この時計をすることで便利になるとか、
  この時計をすることで安全になるとか、そういう取組みが大きいと思うんです。
  人を救うっていうのはもちろんそうなんですけど、それ以上にこの時計をすることで
  今まで挑戦できなかったことに挑戦できていく、
  登山が変わっていくような時計が生まれた時に、
  ぜひその時計をして、私自身が新しい挑戦をしていきたいと思います。」

井「具体的にいうとどんな時計だったらしていきたいですか?」
竹「自分の登山というものを他の人たちに表現できる時計ですね。
  未踏峰なり8000メートルの頂上なり、
  あそこの様子というのをいかに伝えられるかっていうのが私たちの課題です。
  あれは行かないと見られない光景だし、感じられない感覚だし、
  行かないと空気の苦しさがどうしてもわからない。だからこそ行ってもらいたい。
  でも、行ってもらいたいと思わせるためには、
  今見ている山の光景とか冷たさとか空気の薄さとかそういうものを、
  時計を介して私を見てくれる人に伝えられないだろうか。
  今は写真であったり映像であったり言葉であったり文字であったり、
  そういうもので伝えようとしてますけど、
  これからこういうものがもっと進化した時に、
  よりリアルタイムに、そしてよりリアルに相手に伝わる、
  そして私が表現出来る、そういう可能性があるんじゃないかなと思います。」
井「それは本当に未来の話になりますけど、実現したらすごいですね。」
竹「今まで無理だと言われていたものが今は実現されてきていますよね。
  今の時点でまるで実現しそうにないことであってもこうやって語ることで、
  もしかしたらいつか実現するかもしれない。それを期待したいですね。」



11/19から4週に渡ってお送りしてきたこのコーナー
「CASIO presents Smart Outdoor Life」

アウトドアに特化したCASIOのスマートウォッチ
「WSD-F10」の魅力を感じてもらえたでしょうか。

なお、iPhone(iOS)でも使うことができますが、
android wearというアプリを使うため、
android端末のスマートフォンとペアリングしないと、
充実のアプリをフル活用することができません。
ご購入の際は、この点ご注意ください。

詳しくは、カシオ計算機のHPでご覧いただけます。

そんな「WSD-F10」をなんと!

12/17のザバーンで、3名にプレゼントしちゃいます!!


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この機会にぜひ、メッセージ・リクエストで番組に参加してくださいね!

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