The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「養殖イトウ」

博士じゃ。

わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

今回は、養殖イトウのウンチクじゃ。

幻の魚と言われるサケ科の大型淡水魚イトウが養殖されているのは知っておるかの?

イトウを養殖しているのは、
世界遺産の白神山地で有名な青森県の鰺ヶ沢町じゃ。

今では北海道の一部で確認されているだけのイトウじゃが、
かつては青森にも生息していたそうで、
環境悪化で姿を消してしまったそうじゃ。

鰺ヶ沢町では、
世界自然遺産の白神山地を源流とする冷たい水を活用して、養殖の試験を開始。
試行錯誤の末、年間2000匹を安定的に出荷できるようになったそうじゃ。

イトウは環境変化に敏感で、
養殖場の水温が少し上昇しただけで全滅したこともあったそうじゃ。

気になる味の方じゃが、
養殖のイトウは淡水魚特有の臭みがなく、
脂の多さと独特の甘みから「川のトロ」とも言われていて、
とても人気となっているそうじゃ。

出荷量が少ないので、ほとんどが地元で消費されるそうで、
食べるなら青森まで足を運ぶしかないのぉ。

青森まで行ったらぜひ食べてみるのじゃ!

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