
博士じゃ。
わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。
今回は、ウナギのウンチクじゃ。
ウナギは川の上流から海まで広く生息しておるが、
中でも河口の汽水域でよく釣れるんじゃ。
多摩川や相模川の河口付近で狙っている人をよく見かけるが、
テナガエビやマハゼ釣りのポイントはウナギ釣りにも絶好のポイントなんじゃ。
ちなみに、汽水域に生息するウナギは、青みを帯びた色をしていて、
その一部は「青うなぎ」と呼ばれて、非常に珍重されておる。
エリアによってはアナジャコを主食にしていて、
川魚特有の臭みが少ないため、とても美味しいという話じゃぞ。
そんなウナギの釣り方じゃ。
ウナギが釣れるのは、だいたい4月頃から10月頃まで。
ミミズや太めのイソメなどをエサにしたブッコミ釣りで、
竿先に鈴をつけてアタリを待つんじゃ。
ウナギは、日中はコンクリート護岸の割目や、捨石の隙間などに潜んでいて
夜になると餌を食べるために出て来るんじゃが、
よく釣れる時間は、日没30分後から1時間弱。
時合いが来るとパタパタと釣れて、
短い時合いが終わるとアタリが遠のくことが多いんじゃ。
なので、竿を多く出した方が釣れる確率が高くなるということで、
釣竿の代わりにペットボトルを使う釣り方なども行われておるのじゃ。
土用の丑の日、ウナギ釣りにチャレンジしてみてはいかがかの?