The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「雨にまつわる釣りの格言」

博士じゃ。

わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

今回は、雨にまつわる釣りの格言のウンチクじゃ。

先人の経験と知恵が詰まった言葉じゃ、心して聞くのじゃ。

「タコの真水嫌い!」

シーズンが始まったマダコじゃが、真水が大の苦手なんじゃ。
大雨の後などはプロの漁師も漁を休むことがあるほどじゃ。
イイダコやイカも同じで、
「梅雨時に雨が多い年はタコやイカが不漁」なんていう言葉もある。
また、釣ったタコやイカは、
クーラーの中で真水に触れると見た目も味も悪くなる。
クーラーに入れるときには、氷や氷が解けた真水に直接触れないようにするのじゃ。

「梅雨の雨に魚が踊る!」

大雨が降った後は、川から栄養のある水が海に流れ出す。
すると大量のプランクトンが発生し、それを餌にする小魚が群がり、
さらには小魚を餌にしている大型魚も集まってくるんじゃ。

渓流も同じで、増水すると石の下に隠れていた水生昆虫が流れ出し、
日頃は警戒心の強いイワナやヤマメも隠れ家から出てくるんじゃ。

…とは言っても増水しているときの釣りは危険じゃぞ!

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