
博士じゃ。
わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。
今回は、日本一うまい鮎のウンチクじゃ。
苔を食べて育つ鮎は、川の環境の影響を受けやすいので、
釣れた川によってだいぶ味が違うと言われておる。
では、どこの鮎が一番おいしいのか?気になるのぉ。
実は、日本全国の鮎を食べ比べて一番おいしい川を選ぶというイベントが
毎年高知県で行われているんじゃ。
「清流めぐり利き鮎会」というイベントなんじゃが、
日本一の鮎を決めるとは、まるで「鮎の甲子園」じゃな。
このイベントで入賞の常連となっているのが、
長良川、馬瀬川、和良川など、岐阜県の鮎じゃ。
中でも、過去にグランプリ、準グランプリをとった川のアユを集めて、
塩焼きの味で競った「利き鮎会スペシャル in TOKYO」で優勝した
馬瀬川の鮎は、日本一の呼び声も高いのじゃ。
その一番の特徴は、なんと言ってもハラワタの味。
苦みの中にも甘さが広がるその味わいは、全国の釣り人をとりこにしておる。
一度、岐阜で美味しい鮎を釣ってみたものじゃな。