
辰巳Dです。
鉄鍋理想郷の村長こと
Bean-potter日本ダッチオーブン・ライフ振興会会長
中山隆夫さんのダッチオーブンレシピ。
今月のレシピは「鶉のファルシ」です。
ファルシとは、和製のフランス語で、
肉や魚、野菜などの中に別の食材を詰めた料理のこと。
(フランス語では「ファルス」といいます)
ピーマンなどの野菜の中に挽き肉などを詰めて焼いたファルスは、
日本でも「ピーマン肉詰め」としておなじみですね。
材料がフォアグラとか鶉とか、ちょっとハードルが高いと感じるかも知れませんが、
魔法の万能鍋ダッチオーブンなら誰でも失敗なく簡単に作れます。
天火を使わないのでキッチンでも大丈夫。
銀座の高級レストランで食べたら、目玉が飛び出るこの料理も
家庭で気軽に食べられて、味はもちろん最高です。
それでは作り方です。
【材料】
うずら(カイユロリュー)4羽
※ カイユロリュー 詰め物をする為に骨ごと抜いてある鶉
フォアグラポーション(粗みじん切り)2枚
玉葱(みじん切り)小1個
パセリ(みじん切り)少々
マッシュルーム(スライス)4〜5個
ニンニク(みじん切り)1片
ご飯 適量
バター 60g(20g3回分)
ポルト酒(マディラ酒)60cc
赤ワイン 120cc
フォンドボー 180cc
塩コショウ
付け合わせ野菜
【作り方】
① 詰め物を作ります。スキレットにバター20gを溶かし。
ニンニクと玉葱を炒め、しんなりしたらマッシュルームを加えて炒めます。
更に温かいご飯を入れてほぐしながら炒め、パセリを加えて塩胡椒で味を整え、
最後にフォアグラを入れて全体を混ぜ合わせて火を止めます。
② うずらのお腹に詰め物を入れて、ピックや楊枝で中身が出ない様に止めます。
そして、全体に塩胡椒をします。
③ プレヒートしたスキレット(又はコンボクッカー)にバター20gを溶かし、
詰め物をしたうずらを入れて、転がしながら、強火〜中火で全体に焼き色をつけます。
(時々脂を回しかけながら)
④ フタをして、5〜10分位焼いて中まで火を通します。
⑤ ソースを作ります。
小鍋にポルト酒(マディラ酒)と赤ワインを入れてアルコール分をとばします。
さらにフォンドボーを入れて煮立ったら、半分程度まで煮詰めます塩胡椒で味を整え、
仕上げにバター20gを溶かしてソースの出来上がりです。
⑥ 皿にうずらを盛りつけて、仕上げに付け合わせの野菜とソースを添えてすすめます。
ぜひ作ってみてくださいね♪
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