
ディレクターの辰巳です。
12/26の特集コーナー「Good To Go」では、
生物ライターの平坂寛さんをお迎えしました。
ザバーン的には深海魚釣りの先輩である平坂さん。
珍生物ハンターとして「深海バスターズ」でご一緒したり
去年出された『外来魚のレシピ』という本も紹介しました。
そんな平坂さんは先月2冊めとなる本を出版されました。
「深海魚のレシピ: 釣って、拾って、食ってみた」
(地人書館 2000円+税)
人気ウェブサイト「デイリーポータルZ」 の平坂さんの記事の中から、
特に好評だった深海魚を釣ったり拾ったりして食べる記事を選び、
加筆修正&書き下ろしを加えて、再編集したものです。
東京湾での深海鮫釣り、海岸でのミズウオ拾い、
超美味だけど食べるとやばいバラムツ、
巨大アカマンボウを解体してマグロと食べ比べ、などなど
体当たりのルポが8本。
深海魚に関するコラムも掲載されています。
読み応え抜群、カラー写真もたっぷりですので、
ぜひお正月休みにゆっくり読んでみてください!
ちなみに、これまで釣った深海魚の中で、
平坂さんが特に美味しいと思ったのが「アブラボウズ」
味はバラムツをさらに上品にした感じで、
バラムツのようにリスクがないとのこと。
特有の甘い脂を楽しめる刺し身がオススメだそうです。
「ぼく街中(観光名所)で釣りをするのが好きなんです。
例えば、沖縄・那覇市の国際通りの川でサメとかGTを釣ったり、
お台場でラブラブしているカップルの目の前でアカエイを釣ったり(笑)
日本の大都市はほとんど制覇しました。
なので2016年は、海外の大都市で変な魚を釣り上げたいですね。」
by平坂寛