The Burn - Fm yokohama 84.7

横浜マイスター汐よし師匠が登場

ディレクターの辰巳です。

9/5の特集コーナーGood To Goでは、
横浜市南区六ッ川にお店を構える、横浜竿の職人
「汐よし」こと早坂良行さんをお迎えして、
和竿の魅力を教えてもらいました。

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ザバーンではちょうど2年前、
「和竿への道」というタイトルで和竿を作る企画を実施。
その時弟子入りさせていただいたのが、この「汐よし」さんでした。

江戸時代から続く伝統の「江戸和竿」。
天然の竹の風合いを生かしながらも、漆などで装飾された竿は、
実用性と芸術性を兼ね備えた、まさに「工芸品」です。

子供の頃から釣りが好きだったという汐よしさんは
19歳で横浜伝統の竿「横浜竿」を作る和竿師への道を選びます。
26歳で独立、保土ヶ谷区に「汐よし」を開業。
40歳で場所を六ツ川に移すと「進化する実戦竿」をテーマに
独自の装飾を施しながら、時代に合った竿作りに尽力されています。

そしてこれまでの功績が認められ、
先月、横浜市が優れた技能職者に称号を与える
平成27年度の「横浜マイスター」に認定されました。

上の写真で井手さんが持っているのが、
その汐よし師匠が作った伝統的なセミクジラ穂先のカワハギ竿。
(捕鯨禁止前のセミクジラのヒゲを使っているため、貴重かつ高級品)
美しさだけでなく、実践で10〜15年使える耐久性も兼ね備えています。

ちなみに、汐よし師匠は15年前から使っている自身の和竿で
これまでトータル1500枚以上のカワハギを釣っていて、
東京湾の乗合船では1日で159枚釣ったこともあるのだとか。

また、初めて自作の和竿で魚を釣った時は
「全身に電気が走ったような感動があった」と、師匠。

「和竿を作ってみたい!」という方は、
作り方を1から教えてもらえる「横浜竿製作教室」が、
「汐よし」で開催されています。
詳しくは、HPでチェックしてください。



「第7回和竿で釣るカワハギの会」

2015年9月23日(水・秋分の日)
主催:小網代港 丸十丸


Photo


リスナー1名無料招待企画は、
東久留米市の阿部修さんに決定しました!

おめでとうございます!ありがとうございます!


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