The Burn - Fm yokohama 84.7

クライミング相談メール

ディレクターの辰巳です。

先週のGood To Goでは、
日和田山でのクライミングを特集しましたが、
その時にリスナーの方から質問メールをいただいていました。

放送中に紹介できなかったので
ここでお答えしたいと思います。

今月40歳の誕生日を迎えられたという
ラジオネーム:キキさんから。

誕生日に40代の記念にと思ってクライミングの講習を受けてきました。
ロープワークやビレイを習い、ビレイヤーとペアになって
リードクライミングを初めてしました。
クライマーよりビレイヤーの方がとっても大変で、
命を預かっているんだと思うと気が抜けませんでした。
まだまだ初心者ですが、安心してクライミングができるように
訓練しておこうと思います。
そこで質問です。
自分で身につけるものは購入したのですが、
クイックドローとロープを購入しようと思っています。
講習でも購入するポイントなどはきいたのですが、
具体的にどんなものがいいか迷っています。
オススメのメーカーやこういうのだけはやめた方がいいなど、
アドバイスお願いします。


なるほど〜リードクライミングですか。
僕らよりも一歩先に進んでらっしゃいますね。

では早速この方に教えていただきましょう。

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ザバーン登山部のクライミング部長であり、
CASIO Pro Trekモジュール開発担当の牛山さんです。

ではよろしくお願いします!


まずはロープに関してですが、
ジム用のロープと外用のロープは分けましょう。
(必要な長さや、汚れ方が違うため)

ジム用の場合、ロープの長さは30mあればOKです。

メーカーですが、個人的に気に入っているのは、
MAMMUT(マムート)とBEAL(ベアール)です。

マムートは、ザックやウェアなども人気がありますが、
もともとロープ製造工場から始まったスイスのメーカーです。

ベアールは、フランスの老舗ロープメーカー。
比較的リーズナブルなので手に入れやすいと思います。

外用の場合、ロープの長さは50〜60mのものが必要になります。

次にクイックドロー(ヌンチャク)に関してですが、
ジムの場合、すでにジムに用意されているので
急いで購入する必要はありません。

ただ、2〜3本購入しておくと、
自宅のカーテンレールを使ってクリップの練習ができます。
リードクライミングではクリップの時が一番危険です。
僕も自宅で何度も繰り返し練習しました。
次のステップとして自宅での練習をオススメします。

外の岩で使う場合、クイックドローは20〜30本必要になります。

オススメのメーカーですが、
個人的にはPetzl(ペツル)のものを好んで使っています。

フランスのメーカーであるペツルは、
ヘッドランプを発明したことでも知られていますが、
高所作業資器材も製造している専門メーカーでもあるため、
信頼性が高いです。



牛山さんありがとうございました。

キキさんいかがでしょうか?

また進展などあればザバーンに報告してくださいね!

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