The Burn - Fm yokohama 84.7

ダッチオーブンレシピ「うずらのロースト・タンドリー風」

ディレクターの辰巳です。

鉄鍋理想郷の村長こと
Bean-potter日本ダッチオーブン・ライフ振興会会長
中山隆夫さんのダッチオーブンレシピ。

今月のレシピは「うずらのロースト・タンドリー風」です。

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皆さんがよくご存知のタンドリーチキンは、
鶏肉を串に刺してタンドゥールと呼ばれる
インド特有の土釜で焼いたインド料理です。

ダッチオーブンはタンドゥールオーブンにとてもよく似ています。
タンドゥールは800℃~1000℃の高温になる為、
肉の表面はパリッと短時間で焼き上がり、
とてもジューシーに仕上がります。

一方、蓄熱量が多くて保温性が高いダッチオーブンでも、
食材の表面はカリッとして、
更にフタの圧力機能で、短時間でジューシーに仕上がります。

うずらは昔、フランスの貴族がジビエとして珍重した高級な鳥で、
今でも身近な食材として親しまれています。
小さくても、赤身の鳥に近いしっかりとした味があります。
1人前1羽というサイズも使いやすくて、調理し易い食材です。

それでは作り方です。

【食材】
うずらの壷ぬきを人数分用意します。
(壷抜き=詰め物が出来る様にお腹の骨が抜いてある)
10インチダッチオーブンで5羽用意します。

漬け込み用の調味料として、レモン汁1個分、おろし生姜、
おろしニンニク、塩、プレーンヨーグルト、
カレーパウダー、ターメリックパウダー、ガラムマサラ、
カイエンヌペッパー、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、
チリパウダーを用意します。
後はターメリックライスの材料として、
玉葱のみじん切り1/2個分とお米1合半を用意します。

【下拵え】
はじめに、うずらにレモン汁と塩とターメリックパウダーをすりこんで1時間ねかせます。

次に漬け込み用の調味料を全部入れてよく混ぜ、
(プレーンヨーグルト、おろし生姜とニンニク、塩、カレーパウダー、
 ターメリック、ガラムマサラ、カイエンヌペッパー、コリアンダー、
 クミン、チリパウダー)
うずら全体にすり込む様にして、冷蔵庫で1日〜2日間漬けます。

【作り方】
うずらの漬け込み液を手でぬぐってよく取り除きます。
(お腹の中はキッチンペーパーで拭き取ります)
うずらのお腹には、予めスキレットで炊いたターメリックライスを詰めて
楊枝で止めます。

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次に、熱くしたダッチオーブンにオリーブ油を入れてうずらを入れます。
しっかりとソテーしてうずら全体に焼き色をつけたら、
フタをして弱火で30〜40分じっくりと蒸し焼きにして出来上がりです。

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焼き上がったうずらは、スパイスの香りが食欲をそそります。
うずらの肉は骨からホロリと外れて、とても柔らかくて濃厚な味です。
お腹に詰めたターメリックライスがうずらのエキスを吸い込んで、
さらに美味しいです。

是非作ってみて下さい。

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