The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「シーラ」vol.2

博士じゃ。

わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

7月は、シイラ月間!夏の申し子「シイラ」を様々な角度から紹介していくのじゃ。

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第2回の今日は、「シイラの釣り方」じゃ。

シイラは、1メートルを超えて大型になると、非常に引きが強いので、
マンリキとも呼ばれる魚。
ファイトの時には、ジャンプしたり、テールウォークをしたりして、
大暴れで抵抗するファイターじゃ。
そんなシイラをルアーで狙う楽しさをメジャーに押し上げたのは、相模湾の釣り人じゃ。
今日も平塚の船宿には、シイラを狙うルアーマンがたくさん集まっていることじゃろう。
イワシやトビウオをイメージした小魚の形のトップウォータープラグで、
水しぶきを上げて逃げ惑うトビウオの様に動かして釣るのが定番。
シイラが水面を割って、ルアーに食いつく瞬間も見え、
とてもエキサイティングな釣りなんじゃな。

シイラは好奇心が旺盛で獰猛なので、
かなり大きめのルアーでも突進して食いついてくるんじゃが、
目が非常にいいので、見切りも早く、単調な動きだけでは釣れない難しさがあるんじゃ。
ルアーの色や形、動かし方などを変えて、いかに食いつかせるかが腕の見せどころで、
そのゲーム性の高さも、人気の要因じゃな。

ちなみに、船にあげてからも暴れるので、ルアーを外す時には十分注意が必要。
濡らした布でシイラの目を覆って、おとなしくなったところを、ペンチで外すのじゃ。
釣れたシイラはリリースすることが多いが、
カツオ、キハダ、サワラ、イナダ、サバ、マツダイなど
美味しい外道が釣れることもあるので、クーラーは必ず用意するように。

次回は、実は美味しい!シイラの意外な食べ方を紹介するぞ。
楽しみにしておるのじゃ。

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