
博士じゃ。
わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。
今回は、ウバザメのうんちくじゃ。
世界最大の魚類がジンベイザメというのは有名じゃが、
では、世界に2番目に大きい魚は何か知っておるかの?
正解は、ウバザメじゃ。
ジンベイザメが最大で13メートル、
一説によると20メートルにもなると言われておるが、
ウバザメは、最大で12メートル。
12メートルだと重さは16トンと推定されておる。
姿形は、
遠目からみると映画ジョーズでお馴染みのホホジロザメに似ているが、
ウバザメは、ジンベイザメと同じように、
エビやプランクトンを海水から濾しとって食べているので、
動きはゆっくりで、性格はとても穏やかなんじゃ。
体は最大級じゃが、餌のサイズは世界最小クラスというわけじゃ。
プランクトンを一度にたくさん食べるために、
口が体高以上に大きく開くところがチャームポイントじゃな。
ウバザメは世界中に分布していて、
かつては、肉は食品に、皮膚は革製品に、
大きな肝臓は油に用いられていたんじゃ。
今でも、ふかひれを取るために捕獲されているが、
個体数が減ってきたため、保護されている地域も多いんじゃ。
プランクトン食性なので、
このウバザメを釣った…という話は聞いたことがないが、
深海1000mまで潜ることもあるので、
深海バスターズで釣れることも期待してしまうのぉ。