The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「ウバザメ」

博士じゃ。

わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

今回は、ウバザメのうんちくじゃ。

世界最大の魚類がジンベイザメというのは有名じゃが、
では、世界に2番目に大きい魚は何か知っておるかの?

正解は、ウバザメじゃ。

ジンベイザメが最大で13メートル、
一説によると20メートルにもなると言われておるが、
ウバザメは、最大で12メートル。
12メートルだと重さは16トンと推定されておる。

姿形は、
遠目からみると映画ジョーズでお馴染みのホホジロザメに似ているが、
ウバザメは、ジンベイザメと同じように、
エビやプランクトンを海水から濾しとって食べているので、
動きはゆっくりで、性格はとても穏やかなんじゃ。

体は最大級じゃが、餌のサイズは世界最小クラスというわけじゃ。

プランクトンを一度にたくさん食べるために、
口が体高以上に大きく開くところがチャームポイントじゃな。

ウバザメは世界中に分布していて、
かつては、肉は食品に、皮膚は革製品に、
大きな肝臓は油に用いられていたんじゃ。
今でも、ふかひれを取るために捕獲されているが、
個体数が減ってきたため、保護されている地域も多いんじゃ。

プランクトン食性なので、
このウバザメを釣った…という話は聞いたことがないが、
深海1000mまで潜ることもあるので、
深海バスターズで釣れることも期待してしまうのぉ。

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