
ディレクターの辰巳です。
7/18のGood To Goでは、
CASIO PRO TREKのモジュール開発担当で
ザバーン登山部のメンバーの牛山和人さんをお迎えして、
奥多摩・水根沢シャワークライミング(沢登り)を特集しました。
プロトレック開発のために山岳会で修行を重ねた牛山さん。
牛山さんが入会した山岳会「無名山塾」では
カリキュラムに沢登りも組み込まれていたそうです。
そんな牛山さんが今回連れて行ってくれたスポットが
東京の西部、奥多摩にある水根沢。
ロッククライミングの要素もある沢登りでは、
ハーネスを使ったロープワークもとても重要になるんですが、
この水根沢は、全工程ロープを使わなくても登れるため、
比較的初心者でもチャレンジしやすい沢なんです。
また、途中難しい滝がありますが、
巻き道を使った迂回ルートがあるのもおすすめ要素の1つです。
今回沢登りに臨んだメンバーは、井手さん、牛山さんの他、
辰巳D、赤ワイン、初参加の山ガール金澤さん。
牛山さん以外全員が初心者です。
準備したアイテムは、
・ハーネスとロープ
・沢靴(底がフェルトまたはゴムになっていて滑りにくい)
・ヘルメット
・ネオプレーン生地の上下
・ゲイター
・防水透湿素材(ゴアテックスなど)のレインウェア
上の3つは安全上絶対に必要なもの。
下の2つは、濡れた時に身体を保温するためのものです。
ちなみに僕:辰巳はネオプレーン生地の代わりに、
ラッシュガードのような薄目の素材の上下を着用しましたが、
雪解け水が流れる水根沢の水は夏場でもとても冷たいので、
途中寒くなってしまいました。
そういう意味では、ゲイターやゴアテックスのレインウェアは有効です。
また、全身ビショビショになりますので
着替えや食料などの荷物は防水のリュックに入れるか、
中身を防水のドライサックに入れるなどの工夫が必要です。
ザブザブと水の中を登って行くと、
3m程度の広い幅の滝がコンスタントに登場。
1つ1つの滝をクリアしていく感じがTVゲーム感覚で楽しいんです。
難しい滝は「中ボス」や「大ボス」と呼んでいました。
井手さんのようにひょいっとクリアできちゃう人もいますが、
ロープ&ハーネスを使えばより安全に登ることができます。
最初の難関は12mの樋状の滝。
巻き道を使って迂回する人もいるポイントですが、
ザバーン登山部は果敢に滝に挑みました。
滝の両側に両手両足をつっぱって登ります。
井手さんなんなく中ボスクリア!
牛山さんも嫉妬するほどのスムーズさでした(笑)
ラストは大ボス「半円ノ滝」。
果たしてザバーン登山部はクリアすることができたんでしょうか?
詳しくは来月10日発売の雑誌ガルヴィ9月号に掲載予定の連載ページ
「浪漫上等!Activity Guide」をご覧ください。
夏場に爽やかに山を楽しめる沢登り。
道具を揃えた井手さんはすっかりハマってしまった様です。
牛山さんいわく、この後ステップアップするためには、
クライミング力とロープワークをレベルアップさせることが必要とのこと。
次はクライミングジムで特訓しましょう!
ちなみに、ぜひみんなに体験してもらいたい沢登りですが、
経験者と一緒じゃないと危ない場面も多いアクティビティです。
アウトドアツアーに申し込むなど
必ず経験者と一緒にチャレンジしてください。