The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「シーラ」

博士じゃ。

わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

7月は、シイラ月間!夏の申し子「シイラ」を様々な角度から紹介していくのじゃ。

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第1回の今日は、「シイラについたいろいろな名前」じゃ。

シイラは、世界中の暖かい海域に生息している表層性の大型肉食魚で、
大きいものでは体長2メートル、体重40キロにも達することもあるんじゃ。
体は左右から押し潰されたように扁平で、
オスは成長にともなって額が隆起して、デコッパチになるのが特徴じゃ。
シイラは魚ヘンに、暑い、猛暑の暑と書く。
まさに、暑い夏に、黒潮に乗って相模湾にやってくる、夏を代表する魚なんじゃな。

そんなシイラには、いくつもの別名がある。

まず、引きが強いところから付けられた「マンリキ」。
ハワイでの呼び方のマヒマヒも、マヒは「強い」という意味なんじゃ。

英語では、ドルフィンフィッシュ。
これは、シイラが海面に飛び上がる様子や、
好奇心が強く、船に寄ってくる性質がイルカに似ていることからついた名前じゃな。

他にも、群れを作って泳ぐ性質があるので、
9万匹が変化して「クマビキ」という呼び名もある。
9万匹の大群なんて見てみたいものじゃの。

さらに、スペイン語では、黄金と言う意味の「Drado ドラド」とも呼ばれておる。
海で泳いでいる時には、体が青みがかった銀色をしているんじゃが、
釣り上げた直後は、鮮やかな緑色から金色に光るところから名づけられたんじゃ。
黄金と呼ばれるだけあって、とてもキレイな魚なんじゃ。

次回は、シイラの釣り方を紹介するぞ。楽しみにしておるのじゃ。

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