The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「ととけん」

博士じゃ。

わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

今回は、「ととけん」を紹介するのじゃ。

「とと」というのは、昔ながらの幼児言葉で「お魚」のこと。
正式名称は「日本さかな検定」じゃ。
日ごろ、釣りやグルメで培ったお魚の知識を試せる検定なんじゃ。

日本では、昭和30年生まれを境に、若い層ほど魚離れが加速しておる。
そこで、魚への関心や知識を深めながら、
世界に誇る日本の魚食文化の魅力を
再発見してもらおうということで行われているのがこの検定じゃ。

初級の3級から上級の1級まで3段階あるんじゃが、
例えばこんな問題が出題されるんじゃ。

「大量に墨を吐くことから関東ではスミイカと呼ばれ、
 肉厚でずんぐりとした姿形のイカは次のうちどれじゃ?」

(1)アオリイカ (2)コウイカ (3)スルメイカ (4)ヤリイカ

ワシの釣り情報をちゃんと聞いていれば、簡単な問題じゃな。
答えは2番のコウイカじゃ。
体内の中に、甲という貝殻の名残をもっているから、甲イカと呼ばれるじゃ。
ちなみに、市場に流通する時は、
関東では墨まみれのまま、関西では墨をきれいに洗った状態で流通する。
こんな東西の文化の違いも面白いのぉ。

「第6回 日本さかな検定」は、6月28日(日)に開催じゃが、
申し込みは、5月27日(水)までと今回は締切になっておる。

次回、チャレンジしてみてはいかがかの?

ちなみに、試験を受けた後は、魚が食べたくなること間違いなしじゃ!

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