The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「シロギス釣り」

博士じゃ。

わしが、うんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

今回は、「シロギス釣り」のウンチクじゃ。

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シロギスは、沖釣りのターゲットの中では、1、2位を争うほど「数が釣れる」魚。

1年中狙える魚じゃが、特に5月、6月は、
水温が上がって浅場に来たシロギスが、
産卵に備えて活発にエサを食べるので、キス釣りに最高のシーズンなんじゃ。

この時期のシロギスは、波のない浅場で釣れるので、船酔いの心配も少なく、
船釣りの入門にも最適の釣りじゃ。
じゃが、数を取ろうとするとテクニックが必要で、奥の深い釣りでもあるぞ。
シロギスは夜になると砂に潜って寝るほど、砂地が大好きで、
狙うポイントは、水深5~30m前後の砂地じゃ。

1.8mほどのシロギス専用竿に小型のスピニングリール、
道糸は、PEの0.4 ~1 号。
天秤仕掛けに、エサはジャリメで狙うのが一般的。
シロギスは、フワーッと漂っているエサに弱いので、こまめに誘うことが肝心じゃ。

ちなみに、シロギスの外道と言えば、メゴチ。てんぷらにして美味しい魚じゃな。
シロギスは、底から50cm位を泳いでいるんじゃが、メゴチはベタ底にいる魚。
メゴチばかり釣れてしまう場合は、
誘いが足りなくて、エサが底に留まってしまっている証拠なので注意じゃ。

それから、浪漫を追い求める釣り人に嬉しいのが、
釣れたシロギスをエサにヒラメやマゴチを狙うハモノ狙いじゃ。
船によっては、平日で空いている時なら、
もう1本竿を出して、小さなキスやメゴチを生餌で泳がせて、
ヒラメやマゴチを狙うこともできる。

ぜひチャレンジしてみるのじゃ!

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